みや

ブレア・ウィッチのみやのネタバレレビュー・内容・結末

ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ブレア・ウィッチ・プロジェクトの撮影者が行方不明になった事件から20年、被害者の弟が同じ森の廃屋で撮影された動画を発見し、真偽を確かめるためにの森へと足を踏み入れるホラー映画。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」から17年後に作られた続編映画。
映画内では20年の月日が流れている。

前作よりは楽しめた。
仲間内の喧嘩は少なめだし、前半からホラーな雰囲気が漂っている。
登場人物も前作ほど嫌いにならなかった。
でも、今回も何だかスッキリしないというか、最後まで観ても何のために観ていたんだろうと、残念な感じしか残らない。
人物も生かしきれてない気がするし、時間の歪みみたいなものももっと描いて欲しかった。
全て解明するのが良いというわけではないけれど、消化不良が半端ない。

撮影技術が進歩し、機器のバリエーションが増えているので、飽きは少なかった。
相変わらずPOVは気持ち悪いし、暗闇の中を限られた光源の中だけで揺れ動くのは何が起きているのかが分かりにくい。
それはそれで怖さを増幅させて面白いのだけれど、流石に何が起こっているのかがわからなさ過ぎて困った。
ドローンももっと活かされると思ったのに、残念。
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