ゼロ

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のゼロのレビュー・感想・評価

1.0
実写化をすると残念な仕上がりになってしまうことを証明した作品。

原作の「ジョジョの奇妙な冒険」は100巻も超えて連載が続く、人気作品。特徴的な絵柄とアクションが魅力な作品であるので、本作品も外見やアクションには力を入れようとしているのが伝わってきます。

副題にも「第一章」の記載があるので、少なくとも続編を前提に制作されているかと思いますが、1つの作品としてみると、物語もキャラクターも散らかっている印象が強い。

全体を観ても登場人物の説明をするために喋り続けており、登場人物も背景が分からないのに多く登場し、場面が二転三転としていく。 正直、10分程、観ていて詰め込みとチクハグな感じが強かった。

原作ファンが楽しめるかと言えば、設定の改変があり、また東方 仗助役の山﨑賢人さんから目力や逞しさを感じることはなかった。これは演技が下手というわけではない。山﨑賢人さんや神木隆之介さんや岡田将生さんなど若手の演技力のある俳優が出ているので、変な意味でガッカリするようなことはない。

続編があれば評価が変わるのかもしれないが、少なくとも単体で考えると残念な作品でした。
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