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私が恋した泥棒の小のレビュー・感想・評価

私が恋した泥棒(2016年製作の映画)
3.5
IFFJ(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)にて鑑賞。邦題そのまんまで、ベタな感じはするけれど、よかったなあ~って観終えることができる、安心のラブロマンス。

イケメン腕利き(のはずの)泥棒、アビルがとある家に忍び込み、あろうことか盗みに失敗。そして、その家に住む兄からは想像もつかない美女の妹ナンダーに、改心して祖父のもとで働くことを条件に逃がしてもらう。実はこの家、家宝の凄い宝石があり、それを巡って事件が起こる。泥棒のアビルは、改心したのかしないのか。

アビルが、やっぱり改心していないのかと誤解されまくって切なくなるのかと思いきや、案外あっさり。彼はひたすらカッコイイ泥棒で、安心して観れる。少し物足りなさはあるけれども、これはこれでヨシではないかと。

占星術占いが趣味の祖父の占いもなかなか冴えている。いろいろなことがスッキリ、さっぱりして、ほっこりした気分になれる映画。
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