ギリアドのメダボ野郎

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのギリアドのメダボ野郎のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2021年12月3日(金曜日)、新宿ピカデリー、08:45〜10:45の回で鑑賞。観客はまばら。

本編の内容はそこそこの出来栄えで、正直ネットフリックスとかディズニー・チャンネルに来てからでも良かった感があった。最後のパート以外を見るまでは…(トム・ハーディをスクリーンで見れたのでチケットの値段分の価値はあるのだが)

ドラマ「ワンダヴィジョン」で20世紀FOX版でクイックシルバーを演じていたエヴァン・ピーターズが「ピエトロ?」役で登場した時も衝撃だったが、本作のラストシーンはそれ以上だった。

ネタバレすると、本編の最後にエディ(とヴェノム)が何者かによってMCU作品の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」直後らしき世界に転移、テレビに映るJ・K・シモンズ演じるデイリー・ビューグル編集長がスパイダーマンの正体を報道、トム・ホランド演じるピーター・パーカーが画面に映り、何が起きたのかわからないエディとヴェノムが困惑して物語が終了。(エンドロール後の映像は無し)

ヴェノムが「スパイダーマン:ノーウェイホーム」に参戦するかは不明だが、MCU世界もしくはトム・ホランド版ピーター・パーカーのいる世界に来たことは確定。

事前の報道では、ヴェノムシリーズはせいぜいそのうちスパイダーマンとの共演があるかもね〜くらいだったと思っていたし、本作では作中にスパイダーマンについての仄めかしもほぼ無かったの油断していたが、まさか最後にぶっ込んでくるとは。

正直、制作側からすると他作品との関連を仄めかしただけで喜ぶ私はチョロい客だろう。掌の上で踊らされてもいるのだろう。けどシェアワールド的な要素は昔から大好物なので、体が勝手に反応してしまうのだから仕方ない。びくんびくん。

個人的には「スパイダーマン:ノーウェイホーム」にヴェノムが参戦するのではなく、ノーウェイホーム後にトム・ホランド主演でスパイダーマン3部作の制作が決定しているので、そちらに参戦するのでは?と考えている。
どちらにせよノーウェイホームが楽しみだ。