ねこ無双

魔鬼雨のねこ無双のネタバレレビュー・内容・結末

魔鬼雨(1975年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

観よう観ようと思いながら、何年も後伸ばしにしていた映画。

300年を経て蘇る悪魔の儀式。
悪魔のしもべになると、みんなハロウィンのマイケル・マイヤーズのお面みたいな顔になってしまう。
魔鬼雨の正体は悪魔に捕らえられた魂が詰まった壺で、中ではずっと雨が降り続けている。魔王の元へ行くためには、この魔鬼雨と奪われた魔導書が必要なのです。

面白いぐらいにどろどろ。今作の1番の見せ場。なんと10分も割いている。そしてなぜ溶けるのかは全くわからない…
どろどろで終わっちゃうかと思ってハラハラしましたが、ちゃんといいオチ付いてる!
古き良きホラーでした。
邪教と美女のセット物、好きです。
(全ての方にはお薦めしません…)

自分のための備忘録で、この後あらすじ、ネタバレ書きますね…。ネタバレ知ってもいい方どうぞ。


雨の中戻ってきた男の顔はどろどろだった。
男は酸でもかけられたように体ごと溶けてしまう。その後、その妻も息子も拉致されてしまう。
残されたもう一人の息子(トム・スケリット)が超能力(予知)を持つ妻を連れて、家族を探しに敵の巣窟へ向かう。向かった先はさびれた町にぽつんと建つ教会。
その教会の中では邪教集会が行われていて、拉致した邪教のリーダーがアーネスト・ボーグナイン。300年ぶりに復活し、奪われた魔導書を再び手にし、魔王の元へ行く儀式を行うのだ。
夫妻は絶対絶命のピンチを迎えるが、魂が閉じ込められた壺を破壊した途端、邪教徒たち全てが溶け始め、教会が燃え盛り崩壊していく。
喜び合う夫妻だったが、実は妻の体は邪教のリーダーの魂にすでに乗っ取られており、妻の魂は降り続く雨の中、囚われの身となっていたのだった…。叫び続ける美女でEND。