ペコリンゴ

ねこあつめの家のペコリンゴのレビュー・感想・評価

ねこあつめの家(2016年製作の映画)
3.0
記録。
「かわいいなぁ」

人気スマホアプリ「ねこあつめ」を元ネタに制作された映画。伊藤淳史が思い悩む作家役で主演。共演に忽那汐里。

主人公の佐久本はスランプに陥った小説家。かつては新人賞受賞という華々しいデビューを飾った彼も連載中の作品は不評、一発屋と揶揄される始末。行き詰まった彼は、占い師(実はただのオバチャン)の言葉を頼りに田舎の古い一軒家に移り住む。相変わらず調子の出ない佐久本であったが、庭に訪れた一匹の猫をキッカケに、猫グッズを配置して手懐けようと試みる。

スマホのゲームは未プレイなのでなんとも言えないけど、多分リアルねこあつめってことなんだろう。

ゆったりとした時間が流れるなか、何匹もの猫を眺められる本作は、猫好きにとってのヒーリング効果は結構高め。CMや他の映画に出演してる猫も出てるそうだ。

反面、いちドラマとしての魅力は低めかなってのが本音。猫と佐久本再起のエピソードとの関連がこじ付け臭く感じちゃってちょっとイマイチ。

まぁ、猫を愛でるというニーズには充分に応えてくれる作品ではあります。