Ricola

熱いトタン屋根の猫のRicolaのレビュー・感想・評価

熱いトタン屋根の猫(1958年製作の映画)
3.7
マギー(エリザベス・テイラー)の夫、ブリック(ポール・ニューマン)との関係はもう冷めきっていた。

ブリックの家は大金持ちで、余命わずかと知りながら彼の父に長男家族は遺産目当てで擦り寄っていた。


ブリックのセリフの通り、「家族は危機の状態のときに性格が出る」のであった。

言うまでもなく、主演の2人は眩いほど美しい。

「欲望という名の電車」の原作者であるテネシー・ウィリアムズの同名戯曲が原作であり、どちらも人間の本性が浮き彫りになるという内容。

皆が本音で話し、ぶつかり合う姿は醜くも感じる。

だが、ブリックと父の会話にはとても心あたたまった。

エリザベス・テイラーの熱演も印象的。
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