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ハリソン・フォード 逃亡者のabeeのレビュー・感想・評価

4.0
名作再鑑賞。

記念すべき第90回アカデミー賞の授賞式が迫って参りましたが、この作品も実はアカデミー賞の作品賞にノミネートされた作品。
近年はエンタメ色の強い作品はノミネートされない傾向が強いですが、90年代は調べてみるとなかなか興味深い作品がたくさんノミネートされており…「恋におちたシェイクスピア」、「フォー・ウェディング」なんていうラブコメ作品も入ってる。

なんていっても極めつけは1998年、「タイタニック」と作品賞を争った作品の中に「フル・モンティ」‼︎おいおい、偉大すぎるぞ、「フル・モンティ」笑

最近駄文が多いので気をつけなければ…

ということでハリソン・フォードの代表作。久しぶりに観てとにかく感じたのはハリソンくんは個人的ハリウッド・バブル期を代表する俳優だなぁということ。なんか日本のトレンディ俳優みたいな人ですよね。決して演技派ってタイプの俳優ではなく、今作でも助演のトミー・リー・ジョーンズに完全に食われています。
それでも大好きですがね❤️

妻殺しの容疑をかけられた医師が自らの無実を証明するため真犯人を探しながら逃亡する。

元ネタはアメリカの人気ドラマ。初っ端からフルスロットルのバカでかい特効の演出。列車は衝突してもあんなデカイ爆発は起こらんでしょう。ハリウッド・バブルらしい演出です。あの滝は死ぬで、普通は。

そして息もつかせぬハリソンくんとトミー・リー・ジョーンズの追いかけっこ。そして真犯人との追いかけっこ。サスペンスをベースにしっかりアクションを盛り込み観客をしっかりハラハラさせてくれます。
ジョーンズ博士よろしく、また変装しまくりです。

私はオチが早い段階で分かってしまいましたが…あのタイミングで出てくる人は大体黒幕ですよ笑

そしてトミー・リー・ジョーンズ、こんなエンタメ作品でオスカーを受賞するなんて凄すぎる。どんな役でも全力投球、そんな彼の俳優魂を感じますな。


そんなわけで、ハリウッドの一時代を象徴するかのような作品。あくまでも、個人的にですが。
凄い有名タイトルなのにレビュー数も非常に少ないし、ぜひとも皆さんに観て頂きたいですね。
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