『パトリオット・デイ』では描かれなかったボストンマラソンテロの被害者の話。
実在の人物なのにこんなにダメに描いていいの?ってほど、主人公がかなりダメ人間に描かれます。
ラストまでは彼のダメさぶりに自分も辟易してしまっていました…。
自分が仕事でミスした片付けを他人にやらせ、自分は野球をバーに観に行く、
酔っ払って風呂で糞まみれになる、
クスリやって、車のアクセルは友人に押させ、ハンドルを操作する、
子供は育てられないという、、、
かなりのダメダメぶりです。
彼女がある意味別れを告げるところは、
それでいいよ、こんなやつほっとけと本心で思いました。
そんなダメダメな彼だから、
最後にいろんな人が彼から勇気をもらっていることを知るシーンは
確かに彼を律するものとなり、
説得力があるのは確か。
なので、最後のその感動まではイライラしますので、お気をつけください。