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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたのabeeのレビュー・感想・評価

3.6
【ゴー!レッド・ソックス‼︎👍】

普段ならわざわざ映画館に観に行ったりしない作品。
しかしながら「レディ・プレイヤー1」鑑賞時にこの作品の予告を観てその時点で涙してしまった私。
これは観といてもいいか、ということで映画館で鑑賞しました。
邦題がダサいことはもちろん、この作品に関しては原題すらもちょっと違う気がする。

2013年、「愛国者の日〈パトリオット・デイ〉」にボストン・マラソンのゴール地点で起こった爆破テロに巻き込まれた青年と家族の物語。もちろん、Wバーグ作品、「パトリオット・デイ」を観ていれば2倍おもしろい作品です。

個人的にジェイク・ギレンホールの出演作品には外れがありません。ジョン・キューザックとジェイク・ギレンホールは安心して観れるんだなぁ。
ジェイク・ギレンホールの演技は本当に良いんですよ‼︎もっと語彙力があれば良いのですが、私では表現しきれません。
しかしながら、37歳の彼でも28歳にはなりきれなかったようで…違和感ありありです。

ジェイク・ギレンホール演じるジェフ・ボーマンはタイトル通りかなりのダメ男です。人間性を疑うような発言が目立ちます。テロにより両足を失うという悲劇に見舞われ変わったかと思いきや、人間というものはそんな簡単に変わるものではないですね。

この作品の原題は「Stronger」。
タイトルかアートワークのどちらかを変えなければならないと思う、というのがまずの感想。
何故ならば、この作品の中でStrongerはジェフの恋人・エリンなのですね。マジで頭が下がります。
ただ「現実逃避ばかりしていたこんなぼくがある出来事をきっかけにこんなに前向きになれたよ‼︎」なんていう意味合いがこのタイトルに含まれているのだとしたらありありですが…それを踏まえてのこの副題と考えれば邦題の方もありありなのかも…

ということで、最近涙腺が弱くて困るなぁ。多分3ヶ所くらい涙してしまったシーンがあったんですが、これが「記憶に残る作品」になるかというとちょっと謎です。

「最近、私ってばすさんじゃってるヮ…ふぅ」なんて方には心のデトックスには良い作品かと思います。
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