※今回も重要なネタバレがあるので、未見の方は読まないことをオススメします。🙇🏻♂️
【タランティーノ監督が今作を絶賛したのはよく分かります。】
学生時代に一度観て以来、2度目の鑑賞です。
実は初見時は、
暴力描写と予想外の結末にビックリした凄い作品だと感じたのを記憶しています。
ただ、今回の2回目の鑑賞で
「あれ⁉️もっと面白く感じたはずだけどなぁ…🤔」
って感じました。ちょっと残念です。⤵️
これって本来なら、(結末を知った上で2回目を観ると、より楽しめるタイプの作品)だと思うので、もっと内容を忘れていない状態で観るべきでした。🤯
でも、暴力描写もあるしタランティーノ監督が今作を絶賛していたのは良く分かります。
今作のハリウッド・リメイク版はスパイク・リー監督が手掛けたそうですが、タランティーノ監督っぽいと思いました。
むしろ、スパイク・リー監督がそれを手掛けたのは意外です。自分は未見ですが…。😅
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【普通に考えて異様な光景がこの映画ではめちゃくちゃ多いです。】
歯🦷や舌👅の残酷シーンもさることながら、
・主人公の全力疾走シーン
・蟻のシーンの気持ち悪さ🐜
・大人数のチンピラ🆚オ・デスの戦闘
・生きたタコをそのまま食べる🐙
・相手の靴をペロペロ舐める👞
とかは、記憶にはっきりと残っていましたけど、
こういう、普通に考えたら異様な光景が沢山あります。😅
特に、初見時から薄々感じていたんですが、
終盤の流れで相手のウジンが何も言ってないのに主人公オ・デスは勝手に犬のフリをして靴をペロペロ舐めたり、🐶ハサミで舌を切ったり、👅✂︎あれは自滅だと思いますし、ちょっとリアリティなさすぎました。
加えて、終盤で犯人ウジンから「あれは催眠術だった😴」みたいなネタバラシがあるんですが、
「本当に催眠術のかかった状態なのか❓」😴
とか、頭を悩ませる要因も出てきて、いよいよ作品のリアリティ・ラインが分からなくなってきました。🤯
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【オ・ダルスさんは名脇役です。】
⑴ヒロイン:ミドを演じたカン・へジョンさんはやっぱりかわいい女優さんだと思います。🥰
それにちゃんと濡れ場を演じているのも女優として立派です。
演出のせいか、あの場面は見ていて痛々しかったんですが、後のネタバラシを知ったら余計に痛々しく感じられます。😩
⑵そして、オ・デスを演じたチェ・ミンシク。
最初は腹もボテっと出てボロボロな中年男性でしたけど、徐々にカッコ良くなっていきました。🆒
もちろん彼の演技自体は文句無しなんですが、
先述した犬のフリをするくだりのリアリティの無さと、🐶
横スクロールの戦闘シーンは、彼が強いと言うよりは相手のチンピラ役が弱い奴ばっかりに見えました。
観直して悪い点も気付きました。😅
リメイク版は“サノス“のジョシュ・ブローリンが演じているそうですね。観てみたい気もします。🤔
⑶そして、脇役の1人:オ・ダルスさん。
どこかで観たことがある顔だと思って出演作リストを観ると、
『国際市場で逢いましょう』と『7番房の奇跡』にも出ていました。
どちらもベタに泣ける好きな韓国映画なんですが、😢善悪に関わらず、とにかくしょーもない役が似合う良い脇役顔ですね。😄
⑷あと、ビルから飛び降りて自殺する、無関係な男性。あの俳優さんもどこかで観た顔なんですが、名前はわかりません。🤷🏻♂️
とにかく、韓国映画の人間臭い顔の脇役俳優は好きです。🇰🇷
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【謎が多い作品なので、好きな者同士で感想を話すのは楽しいでしょうね。】😄
ラストで
「自分は獣にも劣る人間ですが、そんな人間でも生きる価値はあるんじゃないですか❓」
という名言的な台詞が出て来ます。
それもテーマなのかもしれませんが、
今作の1番のテーマとしては、
“人間誰しも、知らず知らずのうちに他人を傷つけたり恨みを買っている”
ってことだと思います。🤔
(それがパク・チャヌク監督が本当に伝えたいテーマなのかは本人に聞いてみないと分かりませんが、)
少なくともそのテーマ自体は自分も共感できます。😔
でも今作に限って言えば、犯人:ウジンの逆恨みだと思うんです。😣
そもそも、彼はあそこまで手の込んだ復讐をする必要があったんでしょうか❓
しかも、”心臓が弱くてそのペースメーカーのリモコンを持っていた”💓という伏線を張っていたのに、それと関係なく頭を撃って自殺してしまうのもよく分かりませんでした🔫
・催眠術でどこまで人を操れるの❓
・そもそもあの催眠術ってちゃんと効いてるの❓
・“言葉にすると現実になる“いわば、「言霊の力」って本当にあるの❓
とか、色々と分からない部分も多いので、今作が好きな者同士で感想を話すのは楽しい作品でしょうね。🗣