I'm Not Here(原題)の作品情報・感想・評価

「I'm Not Here(原題)」に投稿された感想・評価

ロアー

ロアーの感想・評価

3.8
#セバスタ祭 25作目

シモンズ先生のセクシーポーズで始まったので(裸にシーツだけ巻き付けてる美女御用達のポーズ)完全に油断してたら、シモンズ先生の演技が良過ぎて最後泣きました。秒で泣けるのな、私。

スティーヴという孤独な老人が自らの過去を回想するっていうシンプルなお話なんですけど(物持ち良過ぎるシモンズ先生)、子ども時代、青年時代、老年期を演じる役者がそれぞれみんな良くって中々の良質映画でした。「インスタ・オブ・ザ・デッド」とかは輸入するくせに、何でこれ日本に輸入しなかったの?とりあえず日本はまずシモンズ先生に謝っておこうよ「貴殿の映画を日本に輸入しなくてごめんなさい。「インスタ・オブ・ザ・デッド」を輸入してごめんなさい」(尾を引いて「インスタ・オブ・ザ・デッド」に突っかかりがち)

実はこれ、観る前から「セバスタが歳とったらシモンズ先生になる映画なの!?全然似てなくない!?実は似てるの!???」ってひとりかなり盛り上がって検証してたんですが、蓋を開けてみたら子ども時代を演じてるのが「ヤング・シェルドン」のイアン君で「シェルドンからウィンソルになってフレッチャー先生になるの?」って益々混乱してしまいました。だってヤング・シェルドンの完成形なんて、シェルドンでしかないじゃん!

似てる似てないを検証すると泥沼になりそうなのでもう黙ることにしますけど、推しの幼少期や老後を別の役者が演じる時って、毎回この問題にぶち当たることをここに記しておきます。

さて、老年期スティーヴのシモンズ先生はぼっちなので完全ひとり芝居。ひとり芝居大好きです。台詞がなくても感情が染み入ってきて良かったし、子どもスティーヴを演じるイアン君も、この子ホント演技上手いねぇ〜ってしみじみ思いながら観てました。
しかし子役には副将がいました!青年スティーヴ(セバスタ)の子ども役の子、演技うま過ぎない!?自然すぎて演技と思えない。

小さい子特有のテンション上がり過ぎてキャー!ってなっちゃうところまでリアルで、なのにちゃんとセリフらしきこと言ってて、何この子末恐ろしいんですけど。あまりにナチュラル過ぎて、ああ、セバスタって実は隠し子いたのかって信じかけたんですけど。
将来この子が大人になってスターになった時、あの時ロアーがこの子は大物になるって言ったこと、どうかみんな思い出してくださいね(映画は初出演らしいけど、すでに「モダン・ファミリー」で活躍してる子だそうです)

そんな化物子役のパパなセバスタ。一緒に遊んでる姿がかわいすぎて、何なのよも〜〜2人ともベアハグしたい!!!
セバスタと友人による”シュレーディンガーの猫”のコントも、ネタは全然面白くなかったんですけど(厳しい)、セバスタの表情がかわいかったのでニヤニヤしちゃいました(結局甘い)。

あとこれ最近気づいたけど、セバスタ黄色似合うね。黄色のスーツを着こなす人ってあんまり居ないと思うんですけど、セバスタは黄色のスーツがとても似合ってたのでセバスタをイエロー大使に勝手に任命しました。次に観る予定の「ずっとお城で暮らしてる」でもイエローのシャツを着てるようなので、イエロー大使の活躍に乞うご期待。
どど丼

どど丼の感想・評価

3.8
子供を失って精神を荒んだ老人が自らの人生を振り返っていく話。JKシモンズとセバスチャン・スタンが同役。 "I'm Not Here" これに尽きる。

生来の適応障害や両親の離婚から孤独感に苛まれていく主人公が、一度は幸福を手にしながらも次第に崩れていく様は目を背けたくなる辛さ。過去の記憶を断片的に組み立てていく形式は単純に面白くて、精神の不安定さがよく表れている。人生しんどいよな……と此方の気分まで苛まれて来る。ラストで賛否両論分かれそうですが、個人的にはとても好き、すこぶる現実的。

J.K.シモンズの体から溢れる演技は見事。なかなか貴重なド金髪のセバスタはシモンズの若い頃という無理を感じる設定ですが、病みセブ、パパセブ、漫才セブなど様々なセブを楽しめるのでオススメ。人は選びそうですが、本編70分と忙しい方でもサクッと見られます。
quince68

quince68の感想・評価

3.0
冒頭のお爺さんが泣いてるシーンに向かって
過去を交えながらストーリーが進んでく
だから、きっとほんの数時間の話。
んでしかも、人物はたくさん出てくるけど
登場人物は彼1人だけ。

淡々と進んでいくから
途中どういう方向に持っていきたいのか分からなくなったけど
息子に対して許しを請いたいんだろうなと思った。

シーンが切り替わるのに
必ず重なる部分(物とか音とか、記憶を引き出させたきっかけになるもの)が毎回あって
おもしろかった。
それに、なんか少し共感できる。

この人みたいに
どんどん記憶が蘇ってくるときは蘇ってくるし
どんどん罪意識に苛まれるし
なんかそういうのって急にこの1日だけ、とかで来る時あるよね。

自分何言ってんの?言葉がごちゃごちゃで整理できてない笑


結局、彼のお父さんは銃で自殺したってこと?それでim not here?
そして、彼もお父さんのように酒に溺れ
罪意識から自分の頭に銃を当てて死ぬのかな?


子供可愛かった!!
彼の子供時代を演じてた子も可愛いかったし、
彼の子供役の子もとてもキュートだった!!
私も一緒にだきしめたくなった笑

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