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7Wish セブン・ウィッシュのkuuのレビュー・感想・評価

7Wish セブン・ウィッシュ(2017年製作の映画)
3.5
『7 WISH/セブン・ウィッシュ』
原題Wish Upon.
製作年2017年。上映時間90分。

7つの願いをかなえる呪いのオルゴールがもたらす悲劇を描いた青春ホラー米国・加奈陀(カナダ)合作作品。

母親の自殺がトラウマになっているクレアは、同じクラスの人気者ダーシーにいじめられる日々を送っていた。
そんなある日、クレアの父親が7 WISH/7つの願いと書かれた古いオルゴールを見つけてくる。
ダーシーがSNSにクレアやクレアの父親の悪口を投稿していることを知った彼女は、怒りのあまり『ダーシーなんか腐ってしまえ!』とオルゴールに願う。
すると翌朝、クレアの望みどおり、ダーシーの顔が腐りはじめてしまう。しかし、同時にクレアの愛犬が死体となって発見され。。。

“Whenever you make a deal with the devil, remember – the devil always comes back for his pound of flesh.”
覚えとけ(クソガキ)悪魔と取引したら、悪魔は必ず高額な返済を求めに戻ってくる。

昨今、こりゃキン🙆マ縮みあがるよなホラー作品はなかなか出くわさんようになった(結構前の作品なら沢山あるが)って云っても過言ちゃう。
今作品も、決して傑作ではないが、悪くはないかな。
キャラの多くはティーンエイジャーのガキで、Netflixの量産型ガキの役者ザク・モドキとは違い、今作品の若い俳優の中には明らかにキャリアの浅い者もいるやろけど、全員がなかなか好演してると感じました。
ホラー要素としては、ジャンプ・スケア(観客を驚かせ恐がらせることを意図して主に大きな恐ろしい音と共に画像・映像や出来事を突然変化させるテク)と不吉な展開がうまく組み合わされてたし、まぁそれなりにホラーとしては成功しているんちゃうかな。
暴力と時折のゴア(血しぶきが飛び散る残虐シーン)描写は、トラウマ級てまでは全然いってないけど。
ただ、中盤からテンポが勇み足気味に感じた。
ある場面でキャラがゴッツい死に方をしたかと思うと、次の場面じゃ誰かが、○○は数日前に亡くなったと。
小生は脚本にたいしては、ズブズブの素人やけど、こないな状況じゃ、AからCに繋がる場面にはBを挟むことで、より効果的でインパクトあるモンを与えることができるんちゃうかな。
この点については、役者は誰一人悪くはない。
今作品には、かなりの量の削除された場面があるんやろうと、物語のながれで感じていて、それがテンポ感に比例してるんちゃうかな。
そこを(ズブズブの素人が書くのは烏滸がましいけど)なんとかすりゃ、そりゃ恐ろしいホラーになったんちゃうかな。
それが今作品の最大の欠点やなぁ。
完璧な映画とはちゃうけど、ホラー好きな友達やパートナーと一緒に、何かを見たいときには、軽く観れて(あくまでも、ホラーの耐性がある方同士)良い映画なんじゃないかな。
バランスのとれたスリラー映画で、シンプルなメッセージが込められています。 
願い事には気をつけろよ、クソガキが。
落ちは満足デスターク。
七つの願いの最初に、
『願いの回数制限を無制限に❗❗❗』とか、
願いの一つ目『ドラえもんを我が家に』
願いの二つ目『オルゴールが誰にも災いなく消え失せる』 
とお願いしたらあかんのかなぁ😊。
アホらしいこと書いてもた😩。
あと、中国とオルゴールイマイチ繋がりを感じられない。
どうせならヨーロッパの魔女とかからのオルゴールやったら、まだ、ピンとくるんやけど。。。
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