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ロボット:SORI(音)のTAMUのレビュー・感想・評価

ロボット:SORI(音)(2015年製作の映画)
4.2
感激。フィルマークスさんにレビュー書かせて下さいとお願いさせて頂いてましたが、できるようになってる。ありがとうフィルマークスさん♪♪♪

行って来たんですよ、大阪に。日本初公開となる『ロボット、音(ソリ)』@ 大阪アジアン映画祭を見るために。

ドラマ『ミセン』を見てオ課長(イ・ソンミン)にハマった系ですが、そこから『弁護人(人権派新聞記者)』や最近では『ベテラン(クズの政治家)』と映画で見る機会も増えました。

なのに、初主演映画(多分)がスルーされてるなんて、と悲しい思いをしていたところに飛び込んで来たのは、2回こっきりの日本公開。これは行ったろうやないか、と。

そして見終わって感無量♪ 大阪の皆さん東京よりも笑いのハードルやや低めで、「どこがそんなにおもろいねん」て突っ込みたくなるほど笑い声大きい(汗)
来場された監督はさぞ嬉しかったでしょう。

さてこの話、失踪中の娘を探すおじさんがひょんな事からロボット(スパイ衛星)と出会い、同じくおじさんを初めて見たロボットとの交流を笑いあり、涙ありに描いていきます。

何と言ってもイ・ソンミンのロボットと共にする喜怒哀楽。イ・ソンミンと言えば感情表現の豊かさ。見に来た甲斐あり大満足。

2003年に実際に起こった大邱の地下鉄放火事件を織り交ぜ、悲しみを乗り越えなければならない方々へのエールを送りたいという監督の想いがひしひし伝わる、いわばセウォル号事故の鎮魂歌のようにも思える癒しに包まれた優しい映画でした♪(実際、監督は見るからに心温かそうな方でした)
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