TAMU

隊長キム・チャンス/大将キム・チャンスのTAMUのレビュー・感想・評価

3.6
こんな良質な映画を劇場で550円で公開してくれて、ありがとう俺のシネマート。
嬉しくてコーヒー注文しましたよw

てな訳で劇場版「おうちでシネマート」、見た作品は『隊長キムチャンス』。チョ・ジヌンでチャンスと言えば『チャンス商会』なのだが、全く関係無かったw
探検モノでも無かったww

自称国母の仇討ちで、日本人を殺害した罪で死刑判決を受けたキム・チャンス。投獄された刑務所で師となる囚人と出会い、生きることに意味を見出し、やがて牢獄全体が変わっていく姿を描く。

セットにお金かかってるわ、役者が豪華だわ、で文部省特選級のええ話。
だが、日本憎しがベースにある話なので、若干国粋映画のようでもあり、個人的には史実が気になって手放しで感動できない。。

ちょうど『密偵』とか『ラストプリンセス』とか、朴槿恵退陣後、次々と公開された日本関連ものの流れか。

とは言え、看守役ユ・スンモク大好きっ子としては極上の心入れ替えエンタテイメント♪
ユ・スンモク先輩の中間管理職クズっぷりが炸裂するわ、心から反省した表情が見れるわ大満足。

更にはこれはキャストをチェックしてなかったからこそ来る、鳥肌モノの特別出演がラストに登場。『私のおじさん』勢は刮目して見るべき!

で、恐るべきキャスト陣が主演のチョ・ジヌン、宿敵ソン・スンホン以外にも多数。

誰もの心に残る師匠は国民の父チョン・ジニョン。出るだけで泣かされる予感する優しさと渋さ。
力強い馬鹿専門役者チョン・マンシク先輩。表情が良いよね〜。怖い顔と優しい顔の落差な。

ついでにパク・ソダムは出るわ、イ・ギョンヨンは怒鳴るわ、ヨム・ヘランは喋るわ、で極め付けは鳥肌モノのおじさん♡

それでwiki見たら、結構キム・チャンスについて書いてある。韓国併合の10年以上前からこのような事件があったことは自身の無知を恥じるばかりだが、書いてある内容は映画とかなり異なる。むむ〜。
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