のnきち

巫女っちゃけん。ののnきちのレビュー・感想・評価

巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)
3.5
2018年鑑賞no.23(劇場鑑賞no.19)

新宿武蔵野館 劇場③ D-10
(今回、前の人の頭が気にならず良かった)

個人的に地元福岡の話という事で、ずっと観たいと思っていた。

主人公の腰掛け巫女、しわすを演じたのは広瀬アリス。
奔放で口は悪いが、人情味のあるキャラクター。彼女はヴィジュアルを含め正統派な役も良いと思うけど、個人的にはしわすの様な役が好き。
彼女だから、奔放なしわすも成長したしわすも説得力ある。
個人的に好きなのは、最後のシーンの舞。
舞う姿も様になっている。

しわすの父を演じたリリーフランキーが最高!
今回は、ゆるい宮司で淡々とした台詞回しだが、安定している。
この人の作品ごとの振れ幅にはいつも惹きつけられる。

印象に残ったシーンは、健太のダメな母親(MEGUMI)としわすの取っ組み合い。
女の戦い、怖い。

日常にうんざりした時に観ると、もっと響き方が違うかもと思った。
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