のnきち

2gether THE MOVIEののnきちのレビュー・感想・評価

2gether THE MOVIE(2021年製作の映画)
4.5
2021年no.68(SCREEN鑑賞no.63)

タイのドラマにハマったきっかけの作品で、久しぶりにレビューしようと思った。

2021.11.11はタイ本国公開日、日本凱旋上映ということで、5度目の2gether the movie。満席のtoho新宿。

6月にこの作品に触れたことがきっかけで、今年はタイ沼という新境地に居る。
はじめての鑑賞はドラマ(無印とstill)を観て臨んだ。映画版の後何回かドラマも観ている。

タイン演じるwinが可愛いすぎて、サラワット演じるbrightがイケメンすぎる。
サブキャストもみんなが素敵すぎる。
キャスティングが絶妙すぎ、恐るべし。

Blu-rayを購入してドラマも何度も観ているんだけど、何度観ても大画面は眼福。

映画版はドラマ+αでその後。
この映画、上手く仕上げてきたなぁ。
タインとサラワットの愛の軌跡を独白で構成しているのが絶妙。
前半はタイン、後半はサラワットの独白。
2人の距離感の描写が最高すぎた。


初めて演技に挑戦したwinだが、タインの心の揺れが見事で心をもってかれる。なんと言ってもwinという人の個性がタインにフィットしてるんだろうなと思う。
そして、クールなサラワットのタインに抱く想いの芝居が細かくて、何度観ても確かな演技に説得力を感じる。
正直、サブカップルの他の作品を観る前の4回目まではこのメインキャスト2人にただただ多幸感を感じて鑑賞した。
(2getherキャストで好きなのはのはフォンを演じているKhaotungなんだけど)
5回目のスクリーン鑑賞は、他のタイドラマでサブキャストの芝居を観てきたから、感慨深いものとなる。

個人的に気持ちの変化が大きかったのは、プーコン(frank)とミル(drake)。
'Cause You're My Boyを観るまでは、あんまり興味が無かったんだけど、今回のスクリーン鑑賞は感無量。
この2人のカップリングがエモくて仕方がない。

キャスティングも物語も素晴らしくてうるうるしちゃう。
強いて言うなら、音声技術に関しては少し改善した方が良いと思う。(息や衣擦れの音が気になる…)

タイBLの素晴らしさに触れる入り口として良い作品。

芝居も物語もよく出来ているので、ラブコメやBLに抵抗がある人にも観てほしい作品だと改めて思った。

また再上映があれば、観たい。
のnきち

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