ヒューマンドラマ。事故で両親を失った甥っ子を守る、同じ境遇の叔父。また、叔父が経営するバーの仲間達の心が良い。田舎とは言え、時代も違う感じに撮られていて、西部劇を観ているようでした。

ダニー史上、最もキュートなトレホちゃん

アリゾナのロードサイド、元アメフトのスター選手ジョニーが経営するバー、そこには不器用で壊れ物のような男たち、女たちが

妹一家が交通事故に遭い、一人生き残った甥スペンスをジョニーが引き取ることになる

自身の過去と重ね合わせておよそ子供扱いとは縁のない仲間たちとスペンスを思いやるジョニー

カントリーの大御所BJトーマス、「ジョイ」でジェニファーローレンスの母親役を演じたダイアンラッド（実生活ではローラダーンの母）以外、B級映画を主戦場とするキャストがほとんどで、セリフまわしだったり間の取り方だったりかなり微妙ながら、心に引っかかる小品

ガールフレンドのコリンヌ（アナアーサー）とジョニーの距離感が絶妙だったりジョニーを中心にしてバーがコミューン的な絆で成り立っている感じがとても心地よくて、続編か「ジョニーと仲間たち」的なノリのTVシリーズでもっと見ていたい気分

愛すべきやつら

（この作品のダニートレホは一見の価値あり）

• #歌系
• #90分くらいがいい

a little nice movie!

期待を裏切るような感動じゃないと、現代の鑑賞者は満足しない傾向にある。
もちろん、そういった刺激的あるいは前衛的な方向を模索してきたからこそ文化は発展してきた。

だけど
「初対面なのにいい友人になれそう」っていうような穏やかな心地良さを与えてくれる映画もいいよね。

そんな映画だった。