Queenの、そしてフレディ=マーキュリーの伝記的映画
楽曲は好きでいくつか知ってるしiPodにも入れてるものの、世代ではないし、そもそもこのフレディ=マーキュリーという名前からして、本人が自分で改名した名前だということすら知らないくらい予備知識の乏しい状態での鑑賞
冒頭の20FoXのサウンドロゴがQueenっぽくなってる(ブライアン=メイのギター風っぽくなってる)ところから既に掴まれる
演出がカッコ良すぎるだろ!
伝記的な映画なので、史実をギュッと圧縮したり省略したり、または演出したりで、きっと詳しい人からすれば「時系列的に〜」と気になるところもあるだろうし、映画としてもちゃんと面白いけどやっぱり完全なフィクションに比べると(比べるのが野暮だが)、いくつかの情報は観客が知ってる前提で展開するので説明不足だったりで、フムムとなるところがないではないです
ただもう、それらをふっ飛ばす圧倒的な「楽曲の良さ」
ミュージカル映画的な要素があって、その楽曲が何せQueenの伝説的名曲揃い
とにかくもう曲が良くて
ずっと引っ張られてしまう
ドルビーアトモス環境で鑑賞したのもあってか、聴いてるだけで楽しくて嬉しいのなんの
今更ながら「こんな歌詞だったんだ」「こんな曲だったんだ」とジーンとするのを繰り返し繰り返し
ラスト20分のライブシーンはマジでどうやって撮ったのか意味不明
ライブエイドの完全再現
映画の大スクリーンと大音響でこそ観るべきシーンでした
素晴らしい臨場感……!
高揚感で泣ける、という体験を映画館でするとは……
最高!!!
ところで嫌〜な奴が出て来たりするんですが、一応伝記的映画だし、実在する人なんだよね?
大丈夫?あの人、今更家に石とか投げられない?