真っ黒こげ太郎

ランペイジ 巨獣大乱闘の真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
5.0
(再鑑賞したノリで書き直してしまいました…。いいね!くれた人は重ね重ねすみません。)

「キョダイカガ、トマラナイ!!」

「ロサンゼルスノー、ケイサツカンヲフタリモー、コロスノハヨクナイ!!」

「えっ」

「えっ」



何やらヤバい実験で宇宙ステーションが爆発四散!
ステーションの爆破と共に謎のカプセルが地球に落下する。

一方地球では、元特殊部隊員で霊長類学者(セガールさんみたいな職歴。)のデイビスと頭のいい白ゴリラのジョージがサンディエゴの動物保護地区で平和に暮らしていた。
しかし、ジョージが謎のカプセルから出たガスを浴び、じわじわと凶暴化&巨大化してしまう!!!
実は宇宙ステージョンで行われていた実験は暗黒メガコーポの遺伝子実験で、カプセルの中には色んな動物の遺伝子が大量に組み込まれていたのだ!!!
ジョージ以外にもオオカミやワニがガスを浴び、凶暴化&巨大化!
ジョージを救うため、奔走するデイビスだが、巨獣達は大都市に現れ大暴れを始める!!!



ドンドン巨大化してゆく巨獣達の大暴れを描いた、モンスター・パニック・アクション!!!

公開当時はパシリムやキングコングに続く巨大怪獣パニックと宣伝された本作。
その実態は…ロック様版「マイティ・ジョー」!?
(ゴリラと主人公が交流を深める場面とか、ラストのオチとかどことなく思い出す…。)
あと冒頭のシーンで「ライフ」を思い出した俺だけでしょうか。
(あっちよりは明るい内容だけど。)


偶然テレビ放送されたので再々鑑賞!!!!
劇場で観てるし、Blu-rayも持ってるけどな!wwwwwww
(劇場とソフト鑑賞と今回の鑑賞を含めて…もう3回も観てる!!!www)
思えば、2018年はロック様の当たり年したね。
(「スカイスクレイパー」は近所で公開してくれなかったけどね…畜生!!!)


とにかく本作は怪獣!大破壊!そしてマッチョと、素晴らしいド派手な大快作だぁ!!!!!

序盤から中盤までは主人公&ゴリラの友情物語と異変による変貌を描く。
ここら辺はドラマ寄りな内容だが、ドラマ部分でもゴリラが大暴れしたり、傭兵が怪物とドンパチしたりで勢いが良く、飽きさせない。
(ラストの大決戦もそうだが、コマンドアクション映画要素が含まれてるのも地味に嬉しい。)
中盤、ロック様が拘束を筋肉で断ち切ってからはロック様のパワフルな筋肉解決法も見せてくれるのが素敵…!!!
中盤からのヒロインとの掛け合いは軽く「コマンドー」化してる!w
(ヒロインが「コマンドー」のシンディに見えてくるw)


中盤から後半にかけて怪獣の大暴れ&ぶっ壊しも増え、軍隊と怪獣の戦いも織り込まれていて最高!!!
悪い女が怪獣にパックンチョされちゃうのも好感触。某怪獣王映画の最新作も見習え!w(オイ)

そしてクライマックス、大画面で怪獣が大破壊!そして大乱闘!!!ラストのビル大破壊や大乱闘シーンは圧巻!
ラストに至ってはロック様&巨大ゴリラのタッグバトル!?しかも怪獣と渡り合っちゃったりするロック様!!!
兎に角マッチョ俳優と巨大怪獣バトルの凄まじいバトルが最高!!!
熱い展開や勢いのあるシーンの連続で興奮いたしました。


ドラマ部分は少々雑に感じる所もあるかもしれん。
でも意外にもジョージとデイビスの友情や、デイビスとケイト博士が暗い過去を明かして友情を固めたり、最初嫌な奴だった政府の捜査官のオッサンが段々と男気を発揮して主人公達の仲間になってくれたりと、案外お話も中々良く出来てた…ような気がしないでもないのです。(どっちやねんw)
まぁそう思えたのはキャラ同士の掛け合いが良かったからというのもあるかもしれんけど。w
個人的にはやっぱ会話劇はこれ位ケレン味に満ち溢れてる方が楽しいわけですよ。
こう言っちゃなんだけどさ、某怪獣王映画は俺には堅苦しすぎるのだ…。
(ごめんなさい、でも「シン」とか「FINAL WARS」は好きです!)


…まぁ兎に角、やっぱりデカい怪物が大暴れする娯楽作は見てて楽しいですね。
とにかく怪物の大暴れが観たければ、観て損はなし!!!
是非ともオススメしたい、最高の娯楽作です!!!!
筋肉、怪獣、ドンパチが好きならオススメの逸材だ!!!!


余談ですが、予告編でも流れてたテーマ曲、実際のエンディングテーマで流れていた曲はしっとり目だったのね。
(流石にテレビ版ではカットされたけどね。まあしょうがない。)
自分は原曲版の方が好き、いい曲です。