ねこ無双

ミスター・ガラスのねこ無双のレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
3.5
まるでジェームズ・マカヴォイ劇場。
圧巻でした。表情も声のトーンまで違う。芸達者だ〜。ここまで変態っぽくなれるとは…。歩く後ろ姿もまるで女性にしか見えない場面もあったりして。ペネロピや、つぐないの時は、演技のうまいイケメンさんくらいに思ってたのに…。

スプリットは最近観たから流石に覚えてるけど、アンブレイカブルはかなり忘れてしまっていた。
うーん、サミュエル・L・ジャクソンは何出来る人だったか…骨がめちゃめちゃ折れやすい人ぐらいしか思い出せない。

彼ら3人がついに会したグループセラピーシーンは一体これからどう展開してくのか、というワクワクに満ちたシーンです。
スプリットは面白かったけど、正直それだけな感じだった。
そこからの今作の流れ。好きです。
アクションは控えめだし、スペクタクルという感じはなくて、割とじわり系ですね。
終盤の駅でのシーンは静かにトリハダ立ちました。

ファンじゃなくても、シャマラン監督の映画っていつもなぜか観ちゃってる感じありますね。観終わると、うお〜っ⁉︎なんだそれ、と叫びたくなる時もあるけど、なんだかんだ楽しんでしまうんです。
そして、どの映画も少し文句言いながらも結局好きです。