最初は一体何なんだという展開。あまりに自堕落で刹那的に生きている草太と楽人。
ハチャメチャすぎて観てる人間は「なんじゃこりゃ?」って感じであまりいい気持ではないし、なんなら見続けることすらやめちゃおうかなと思うほど。
でも本当はそれもすべてはこの作品の伏線だった。
まぁ、新さん演じる草太の大阪弁に違和感を感じつつも、ところどころ登場人物が豪華だったりして(笑)
後半以降、その伏線が思わぬ形となって回収される。
それをもって、楽人目線のこの物語の本質が改めて知ることになる。
そして、終わりかと思いきや、そうじゃない最後のオチがなかなかのもんでした(笑)
公開前から、応援してる人が出演することもあって観たかったんですけど、実際観たときはどこに出てたんだ?とわからなかったんですけど、最期エンドロールの名前と役名を見て再度巻き戻して確認しました(笑)
実家に帰った草太と父親の会話の中で「人間は会いたい人に会うためにこの世に生を受ける。でも生まれたらそのことを忘れてしまう。楽人はお前に(草太)会うために生まれてきたんやろうな」そうなんだな。
感想を言うと面白くなくなるので、興味があれば是非見て欲しい。でも前半は本当にわけわかりませんが堪えてみてください。最後はちゃんと帳尻があっていますので…。