えいがうるふ

女は二度決断するのえいがうるふのレビュー・感想・評価

女は二度決断する(2017年製作の映画)
3.7
見応えはある。これでもか、というぐらい重く苦しい映画だった。
たっぷり尺をとった長期に渡る法廷シーンも緊張感が途切れず、延々と苦しかった。
その後、舞台が一転して美しい情景にホッとするかと思いきや、その願いは裏切られる。
ヒロインが隠れて人を待つとあるシーンで、自分の鼓動が聞こえるぐらいドキドキした。
お願い、お願い、今ならまだ・・と祈るような気持ちで見ていた。

ネオナチの存在が厳然たるリアルであることを思うと、とても怖い映画だった。