えいがうるふさんの映画レビュー・感想・評価

えいがうるふ

えいがうるふ

作品評価というより私個人の思い入れ度合いの記録です。
主観ダダ漏れにつき映画レビューとしてはほぼ役に立ちませんm(_ _)m

別のレビューサイトから少しずつ移行中。かなり昔に観たレビューも含まれるので、再視聴により評価が大きく変わる可能性あり。

twitter: @eigawolf(映画専用)

映画(208)
ドラマ(0)

ショコラ(2000年製作の映画)

3.6

なかなかジョニーが出てこないので、ひょっとしてこの村長が変装したジョニーなのでは?と疑惑の視線を向けてみる、という無駄なことをしてしまった。それにしてもチョコレートって食べることの官能を象徴する食べ物>>続きを読む

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.3

ゴンドリー映像目当てで観たが、「エターナル・サンシャイン」でも感じたように、ゴンドリーの作風は長編だとシュールさがくどくて逆に野暮ったい印象になってしまうので、PVぐらいの尺が丁度良く楽しめる、という>>続きを読む

変態島(2008年製作の映画)

2.8

ベアール見たさに恐る恐る観てみたが、変態っていうほどでも変態でもなかった。多分みんなが期待しているような変態シーンはラストシーンの後に続くのだろう勝手に妄想する余地はあります。ベアールは泥まみれでアタ>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.3

ナウシカよりも世界観が分かりやすく、ジブリ代表作として安心して誰にでもお勧めできる作品。個人的には、最初に観たのがもう成人してからだったので、多分遅すぎたのだと思う。子供の頃に観ていたら多分もっと素直>>続きを読む

初恋(2006年製作の映画)

3.0

初恋というタイトルから連想されるような若さと甘酸っぱさは皆無、代わりに作品全体に漂う暗さと閉塞感が、まんま当時の空気を再現していると思えば作品世界の演出は悪くない。でも犯罪史に残る大事件を扱っている割>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

子役の可愛さでいうと主人公フリダよりさらにちっちゃなアナが自分にはツボ。
とても丁寧な映像作りではあったが序盤の主人公の境遇と邦題であっさりその後の展開が読めてしまい、まさかねぇ・・と思いつつ見ていた
>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オリーブ少女必見映画だったとの友達の証言どおり、ロケーションやファッションやインテリアなど、どこを見ても刺さるちょっとレトロな欧州少女趣味がたまらない。作中流れる映画フランケンシュタインのワンシーンが>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幸せそうなカップルを羨んで逆恨みするよくあるパターンじゃなく、その幸せに勝手に感情移入してその理想形が壊れそうになるとキレる女という設定がより狂気があって面白いと思った。サスペンスらしいストーリー展開>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

お年頃ならではの「はじめての○○○」あれこれに戸惑うエリオの危なっかしく繊細な心の揺れ描写は、この年代の男子ならでは甘酸っぱさがゆんゆん出ていて、観てるこっちまで鼻血が出そうになる。対するオリヴァーの>>続きを読む

陽暉楼(1983年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ゴージャスな肉食系女優の競演は見応えがあるものの、うっかり鬼龍院と間をおかずに観てしまい、お腹一杯に…。でも2作通じて一番好きなのは珠子。清々しいほどのヤンキー魂にホレボレ。桃若との取っ組み合いシーン>>続きを読む

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

壮絶な愛を体現する男と女が描かれた映画。愛しの娘に拒絶されて(当たり前じゃ)激昂の後に悄然とする不器用すぎる男、愛する人の潔白を証明する為に指を差し出す男、死に際に愛する男を思い姿見にとりすがって化粧>>続きを読む

フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

中心となるイジーとルースの物語に対し、語り部ニニーの関係が今ひとつ曖昧なまま話が進行するので、「ああこれは要するに…」と観ている方はオチを察するものの、ラストの種明かしが何だか微妙な演出だったのでつい>>続きを読む

LOOK(2007年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

出歯亀趣味の妄想の映像化というか、それ以上でもそれ以下でもない写真週刊誌並の薄っぺらさ。ヤラセって分かってるものを覗いて楽しいか、と言われると、自分はそういう趣味ではないとしか。ラストもなんともまあ救>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

底抜けに明るい情景と荒んだ親子の生活のあまりの救いの無さ。その落差がどうしようもなく切ない。親子もの映画で主人公が最初から最後まで全く成長しないのは観ていて辛いが、フロリダという観光地の光とその陰の貧>>続きを読む

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

4.8

刑事物が苦手な女性にもお勧め。思わず息を呑むサスペンスの要素もしっかりありながら、どこまでも静謐で穏やかなアーミッシュの生活描写から漂う草木の香り、清廉な空気にうっとり。特に納屋を建てるシーンがとても>>続きを読む

TAXI NY(2004年製作の映画)

2.2

オリジナル未視聴。ベッソン系はかなり好きな方だがこれはイマイチだった。こういう優男系の白人ダメ男になんら魅力を感じないので寒々しい気がした。大好きなクイーン・ラティファも全然クールじゃなくて、めっちゃ>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

3.9

本木・山崎両氏の演技は秀逸。人が次々と亡くなっていく様子を、涙を流しつつもこれほどあたたかい気持ちで見つめられた映画は今まで無かった。
不勉強にして納棺師という職業のことをよく知らず、何ら偏見も持って
>>続きを読む

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

3.6

これまで観たグリーナウェイ作品の中で一番分かりやすかった。まさに芸術と汚物は紙一重。映画館ではなく自宅のそこそこ大きいディスプレイで視聴したのが幸いしたのか、かなりグロテスクな描写が続いても平然と観て>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

テンポ良く進むので退屈はしないが、おふざけがすぎます。あの結末で弟を抱擁できる兄の器は相当デカイ。続編で弟をひっかけるべし。

実験室KR-13(2008年製作の映画)

2.2

どこから面白くなるのかとじりじり観ていたら終わってしまった。観る者の忍耐力を試す実験か?ネタバレを傍観するシチュエーションを面白く見せるのは相当難しいことが分かる。

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

3.5

奔放な父親に倣って自由気ままな暮らしを気取ってはいても、実は自分で思っているよりずっと幼い小娘の、お洒落で優雅で空虚な人生。ジーン・セバーグがキュートすぎる。彼女のPVとしてなら満点あげたいほど。

女帝 エンペラー(2006年製作の映画)

3.3

綺麗な女性を眺めるのが好きな私にはチャン・ツィイーを観ているだけでお腹一杯。加えて背景の美しいこと。ゴージャスな中国版なんちゃってシルクドソレイユみたいなもんだと思ってみれば、ワイヤーアクションも手を>>続きを読む

息子の部屋(2001年製作の映画)

2.7

このドキュメンタリー風の抑えた演出だからこそ伝わる思いがあるのかも知れないが、喪失感が伝わるはずのところで肩すかしされたり、文化の違いなのかあまりにも淡々としすぎていて自分にとっては感情移入しどころが>>続きを読む

ハサミを持って突っ走る(2006年製作の映画)

1.8

タイトルだけが突っ走ってます。あの時代だから何となく容認されてしまったけれど、今だったら児童虐待もいいとこ、そんな家族の話。変人はおしなべて大好きな私ですがここに出てくる変人は変人を装った偽善者ばかり>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オープニングから映像美にうっとり。見た目は愛くるしくて無垢なアレクサンドリアだけれど、失恋を受け止めきれずに死のうとするロイに対し、その空想の中で彼を踏みとどまらせて救った彼女の方がずっと強くて大人。>>続きを読む

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.7

キャスティングがとても良かったと思う。それまで大味な演技に思えてあまり好みでなかった松たか子という女優をこの作品で見直した。並外れた文才あれど自己否定と劣等感の塊のような面倒なクズ男をひたすら圧倒する>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人それぞれでしょうが、私は2018年9月現在公開されているシリーズの中ではこれが一番好き。
理由は単純に好きなシーンが多くて、何度も観たくなってしまうから。

その1.身分を隠しても隠しきれない気品と
>>続きを読む

いけちゃんとぼく(2009年製作の映画)

4.4

蒼井優の声がとても良い。そりゃ大人の冷静な目でみれば言いたいことは山程あるが、一緒に観てた子どもたち(当時小3と小6)は、共に歌い踊り爆笑し、最後には号泣していた。この映画の場合、私より彼らの方が作品>>続きを読む

ジェイン・オースティンの読書会(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞当時、実際に自分で読了したオースティン作品が1作しかなかったので、これはやはり実際にオースティンマニアだとか作品の多くを愛読しているような人が観ればもっと楽しめるのでは?と思いつつ観た。でも、最期>>続きを読む

のんちゃんのり弁(2009年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

ととや登場の演出はすごく良かった。私なら、カウンターで岸部一徳が一人で料理作ってるところ見ながら白いご飯だけで3杯いける。

細腕ヒロインが逆境にもめげず頑張る健気なストーリーなら割と好きなんだが、小
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

展開とエンディングはホラーとしては全然ぬるいのだろうがとにかく今までにない設定が面白かった。
助けを求めた警官たちに爆笑された親友くんの超推理「洗脳による性奴隷化」が、実際のところ当たらずとも遠からず
>>続きを読む

その日のまえに(2008年製作の映画)

1.5

高評価にびっくり。重松清は好きな作家だが鑑賞時点では原作未読だったので、「本当にこれが重松清原作?そんなまさか…」と思い、あわてて原作を読んだ次第。原作を読んでホッと一安心、改めてこの映画を語るに、あ>>続きを読む

氷点(1966年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

妻の不貞に対し、罪のない他人の子を利用して陰湿の極みのような復讐を実行する男、その思惑通り、自分のしたことを思いきり棚に上げて罪もない養子を憎む女・・その姿に男・女それぞれの暗い性を見た。その中身の醜>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.7

頭が切れるはずなのにおよそ合理的とは思えないハメルの言動にでっかい疑問符が付いたまま話が進行するのがなんとも鬱陶しいが、アメリカ人らしい「俺こそが正義」イデオロギーにのっとればこんなものかと渋々納得。>>続きを読む

変身(2005年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

脳移植云々のメインテーマは展開がバレバレ&わざとらしく、そこだけ観ていると高校生が文化祭用に撮ったおふざけ映画のよう。別の視点から観れば、どこにでもいそうな平凡で真面目な女の子が突如豹変した彼氏にいじ>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

2.3

ながっ!!と何度思ったことか。観客にその長尺を気付かせる時点でその映画の評価がほぼ決まってしまう。タランティーノ作品でよくある登場人物のキャラクター描写の一環(?)とも思えるダラダラ続く会話シーンはむ>>続きを読む

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