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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴーのたにたにのレビュー・感想・評価

3.5
【とにかくリリージェームズがかわいい映画】

10年ぶりにオリジナルキャストが集結。

お話の基本はドナの過去。
前作で父親が誰か争点になりました。その三人の男性サム、ハリー、ビルとのそれぞれの出会いを描きます。

ドナといえば、メリル・ストリープですが、若いころをリリージェームズが演じます。このリリーが可愛いのなんの!
ソフィ役のアマンダよりも目立ってる気がします。

それと並行して、ソフィがホテルのオープニングセレモニーを開く為、三人のパパを招待します。


🟡ストーリー
亡き母の遺産ともいえるホテルを継いだソフィは、ついにホテルのオープン日を迎えます。ソフィは島に残るサム以外の父親2人を招待。しかし前日嵐に見舞われ会場はめちゃくちゃ。船は欠航し、お客様も来れない状況に。
お母さんが生きていればと、肩を落とすソフィにサムはドナとの出会いを思い出すのでした。
若かりしドナは旅を続ける女の子。
ハリー→ビル→サムと出会い、一夜を共にします。さまざまな出会いや別れを繰り返しながら、ホテル経営の決意を固めた彼女は、妊娠をし、1人でソフィを出産します。
嵐の困難なんのその。ソフィもドナを思う仲間たちが、みな集結し、大団円。
ソフィもスカイとの子供を妊娠。
きっと母親ドナは喜んでいることでしょう。


🟢オリジナルキャスト
サム、ハリー、ビルの変わらない三人が出るのも良いですが、
なんと言ってもターニャとロージー。
当時と変わらない陽気さと姿勢の良さ!!
彼女たちの出演が、この作品の感動ポイントではないでしょうか。

10年も経っているので、
たしかにミュージカルとしての動き自体は前作より地味、だと思います。


それに伴い、
音楽に関してもゆったりとした曲が多い様に思います。

唯一、ドナの若いころのハリーとのレストランデートはかなりベタな内容のミュージカルだった気がします。

目新しさがなかったので、全体的に子守唄のような映画になってしまった気がします。
そこが残念ですね。


🟢タイタニックに喧嘩売ってる!?
さて、前作はイギリスではタイタニックよりも興行収入を得ました。

今作では、再びタイタニックに勝負を挑むかのようなシーンがありました。

ハリーとビルが海を渡って、ダンシングクイーンを歌いながらやってくる時に、タイタニックのあのポーズを船頭で行っていましたね。

ニヤリとしましたね。
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