「最近流行りの良い子ちゃんヴィラン。」
実は日本最速上映で鑑賞済みだった。
アメコミを嗜む中で一番好きなキャラは実はヴェノム。マーベルキャラでもかなり異質な彼の存在に魅了され続けてきたわけです。
この映画の感想に多い、可愛いという言葉。これはコミックを読んでいた自分も度々、ヴェノムに思わされることでもあるわけです。
まず製作陣がヴェノムの可愛さを打ち出そうとしたことは間違いないでしょう。ただ個人的には20%ヴェノムくらいですね。
ヴェノムの可愛さに必要な存在、それはスパイダーマン。
そう、この映画はバッドマンを失ったジョーカーの単独映画のようなイメージの映画です。似て非なる完璧な悪役はジョーカーですが、まさにヴェノムもそんな感じなわけで
スパイディと共生し、パーカーの感情の起伏が移ってしまうのが可愛いところ。スパイディに捨てられ異常な妬みを覚えるヴェノムは悪役となるわけです…(詳しくはアメコミ邦訳本・デッドプール:バックインブラックをご参照あれ)
この凶暴で狂気に満ちたヴィランっぽさが無ければ、いく果てはスーサイドスクワッド。お利口ちゃんヴィランになってしまうわけですよ。
まあただ、トムハーディのコントは面白かったけどね。
脳裏に浮かんだ、この映画のイメージがハリウッドが作ったド派手な”寄生獣”。この映画好きなら寄生獣楽しめると思うで。笑
ヴェノムが気になる人はコミックを読みなされ。
とまあ、典型的なアメコミ映画を抜け出せなかったイメージでしたね、キャラに好感持てるあたり、インクレディブル・ハルクよかましかな。
それでは