塚原直彦

ビューティフル・デイの塚原直彦のレビュー・感想・評価

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)
3.9
21世紀版「タクシー・ドライバー」と言われて観たが、なるほど。

ほぼ説明されずに進むストーリーや、独特なカット割と編集に慣れてくる頃にはエンドロールが流れている程の没入感。
冷たい現実を吹き飛ばすラストがまたよい。
絶望と希望の隔たりはいつだってそんなものなのだ。

ちなみに邦題はう~ん、如何なものか。。。

とにかく静かな狂気を秘めたホアキンの存在感が圧倒的。
彼のジョーカー役が今から楽しみです。
塚原直彦

塚原直彦