演技アンサンブルが楽しめるし女性同士の三角関係にドキドキすることも出来る。
タイトルの通り女王陛下のお気に入りになるためにバトルをする二人の女性の話だけど、その中心にいる女王陛下役のオリヴィア・コールマンがアカデミー賞を取った。
実際に史実でして17人の子供をなくしているこの女王陛下。
心中を察するには余りにある背景。
お腹を痛めたのにすぐに亡くなるって辛すぎるでしょ。そりゃあんなんにもなる、と観ていて思いました。
エマ・ストーンは役のチョイスがすごく恵まれていると思う。ララランドのように綺麗な女性をやればバードマンでは父を嫌いな女性を演じ、ゾンビランドではゾンビを殺しまくり、今作では女王陛下を虜にせんとする。振れ幅がすごい。
美術も見ていて楽しかったけどラストが釈然としなかった。