死装束は星条旗、墓場は戦場の最前線。
ようこそ！ジェームズ・ガンが生み出した決死隊へ！
アメリカだけでなく、人類滅亡の危険が秘められている超極秘の「スターフィッシュ計画」
たった10年の減刑と引き換えに、成功率０％の決死のミッションに挑むのは全員終身刑の14人の悪党＜スーサイドスクワッド＞達
果たして悪党たちはクソったれな世界を救うことはできるのか？！
というストーリー
Twitterでも感想を投稿しています→https://twitter.com/a_stro_07/status/1426061631881048064?s=20
いやぁ～、ぶっ飛んでて最高だった！
制作費2億ドルの大型公開大作映画ながら、最高に趣味の悪～い(誉め言葉)描写、ブラックジョーク、セリフのオンパレード！
正直話の流れは2016年版の『スーサイド・スクワッド』と同じなのですが、倫理ガン無視のゴア描写とジェームズ・ガン監督のセンスが加わるだけでここまで化けるとは！
冒頭から「え？これって笑っていいの？」と思うような不謹慎ネタをぶち込み常にテンションフルマックスで突っ走るので想像以上に観た後疲れると思います、実際めちゃくちゃカロリー消費した感覚がありました。
でも話の描き方やテンポに小気味よさのおかげで観てる最中に疲れる、ということはありませんでした。
前半は戦争コメディモノ、中盤は潜入スパイモノ、後半は怪獣アクションモノと色んな作品のジャンルミックスのように感じる作りになっていて過去作やDC作品に詳しくなくても十分に楽しめました！
またネタバレになるので詳しくは書けないのですが、想像以上にメッセージ性が強くアウトロー達による決死のデスミッション物語でありながら考えさせられる部分もありつつ最後にはホロッとさせても来るという…
ある意味ジェームズ・ガンの‟ズルい部分”が上手く、かつ丁寧に描かれていて非常に見事でした。
正直、アメコミ初心者の方や普段あまり映画を観ない人に手放しで「超オススメ！」とは言いづらい作品ですが、とはいえこんなぶっ飛びハイカロリー映画が大きいスクリーンでやってるタイミングで観ないのも勿体ない…！
黒～～～い笑いや過激な描写にある程度耐性がある方は是非ご覧あれ！
