日活ロマンポルノの過去作から、選りすぐりのシーンを再編集している、最後の上映作品。1988年6月11日公開の本作をもって、約17年間にわたるプログラム・ピクチャーとしてのロマンポルノはひとまずの休止となる。

かつての人気ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」で、ロマンポルノを推していた林美雄がナレーションで参加。再編集の映像を垂れ流しにするのではなく、その時代に咲き乱れた女優たちを順番に紹介していく構成になっている。

女優に焦点を当てているため、各作品のドラマ部分を追うことは不可能。だが、各作品からインパクトのあるシーンを列挙しているため、鑑賞済みの場合はその作品の熱量を再確認、未鑑賞の場合は新鮮な衝撃を味わうことができる。

ロマンポルノで主演を務めた女優たちの名前がズラッと連なるエンドロールが圧巻。美しいヌードと迫真の演技を提供してくれた女優たちに敬意を表しながら、画面の前で「ありがたやー」と手を合わせるべし。

入門にどうぞ。めっちゃ面白そうなやつ沢山あってヤバそう。人の体が一番映えますね。

みうらじゅんの解説で見ることでようやく観れる。ロマンポルノが終わることを機に総集編とも鎮魂歌的な作品です。構成が下手過ぎて漫然と見ていると眠たくてしょうがない。がDVD特典にみうらじゅんが副音声で語りまくるが、ＤＶＤを観てないとしか思えないほど暴走。全然関係ない話を延々としてたまに画面を観て気が付くという、おとぼけな副音声。「ゴジラ対ヘドラ」の話を熱心にしている。後半疲れがみられるが、何とか乗り切る。みうらじゅんなくしてこの作品は見られない。次回は、日活の人が横について少し解説入れてほしいですね。みうらじゅんに星三つ！

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