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トロイのkuuのレビュー・感想・評価

トロイ(2004年製作の映画)
3.8
この映画と云えば主人公がアキレスやさかいアキレス腱の由来の方が認知度高いんかな?題名『トロイ』由来はトロイの木馬で、知ってたようでしらんかったとこで、なるほどなぁって思ったんは、トロイの木馬って、トロイの人たちが作ったんちゃうのんやぁ、紛らわしいけど、ギリシャ連合がトロイアちゅう都市国家、場所に奸計を施し木馬を置いたから『トロイの木馬』ちゅうのんやと、この映画を観て勉強になった。扨、この映画はギリシャの最強戦士、(最強はゼウスかぁどうでもいいけど)アキレス(ブラピ)が唯一の弱点の踵を弓矢で射られよった事で死に至り後世にこの様な形で名を残すって、射抜いたパリス役のオーランド・ブルームはヘタレ役で、『ロード・オブ・ザ・リング』のレゴラス役とは同じ弓使いでも、かっこよさが月とすっぽん。まるでノーマン・リーダスが演じるブレイド2のヘタレなスカッド役と『ウォーキングデッド』のダリル役の違いくらいを描いた映画じゃない。話が逸れまクリスタル。全体的な構成は色つけられとる点もあるし一応フィクションらしいけど、歴史てのは色んな見解もあっし観る人によって解釈が違ってくるから、この映画も史上の一部と捕らえていいんちゃうかな。司馬遼太郎なんか歴史を改竄しまくってるもん。んで、この映画の一番の見応えあった場面は矢の張り!アキレスvsへクトルの2戦士タイマン勝負。アンナに二の腕ふとかった?って思うくらいゴツいブラピとへクトル(エリック・バナ)との格闘場面はスペクタクル中のスペクタクルで手に汗握りまくった。シブいなぁ~それに引き換えパリスはへクトルの弟へタレ。一応重要な役割を果たすけど、オーランド・ブルーム違ったらイライラさせれっぱなしやったはず。まぁ彼は男前やし許せるかな。そういや~パリスとヘレンの恋もあったなぁ。ヘレンはこの作品ではイイ女風になっとるが、歴史上じゃパリスを裏切ってメネラオスの元鞘に納まったとか?凄い性悪女説がある。んでも、男はいつの時代、場所関係なくアホないきもんやなぁ~甘い女の誘惑に負けて国まで滅ぼすんやさかい。単身赴任中の夫に不倫された妻が主人公。あろうことか夫の純平は不倫相手の里奈と里奈の自宅で旦那が出張中に2人で体の関係を・・・そこに里奈の旦那が帰ってきてしまい、現場に遭遇。純平は里奈の夫にボコボコにされて、しかも里奈の夫と純平が一緒に杏寿(仲里依紗)の前に現れます。あ!これ『ホリデイラブ』やった!話は『トロイ』に戻し、悪女の為に戦ったアキレスとヘクトルはたまったもんじゃないでまったく。まあはどうであれ、普通に観る分には最高に面白いす。男前代表のブラピが演じるアキレスの強さ、男前さを存分に見して魅してくれ、比較対象されるパリスの軟弱さ、(そこにセイラ・マスがいたら「それでも男ですか、軟弱者!」って平手打ち一発かまされとんで並み)ほんで、ほんで、その中で起こる悲劇。巧いことこの映画を成立させた演技やと思いま。女優陣よか、自分はブラピの方が美しかったと述べて終わりたい。
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