カメラワークは確かにすごい。もうカメラワークだけファンタジーみたいな領域に踏み入ってる。なんで！？って何回言ったことか。異常な技術力・・・というか努力と工夫なんだろうな。どれくらいトライアンドエラーしてるんだろう。
でもすごすぎて、細部に気付けない場面も多々あり。カメラワークすげー！って思ってる間になんか形勢逆転してたり、アクションもすごいはずなのに動作を追えないまま流れてしまうこともあってもったいない。
終盤はかなり力技な部分もあったし、もはやカメラワークが主役にも思えてくる。ラストバトルではロケーションも相まって、ゲームでカメラワーク最悪な場所に入り込んでしまった時みたいになっててけっこうしんどかった。
ストーリーの方は、あらすじを読んでなんだ単純な復讐モノかーと思ってたらもっとちゃんと裏があったりして、段階的に現状への理解が追いつく中盤までがおもしろかった。
後半は掘り下げが足りなくて粗が目立ってたような気も。そしてこの流れでそのラストに落ち着くのか・・・と最後の最後に熱が冷めてしまった。そういう話で締めくくっていいのか？？音楽性の違いで物語が解散するど。
PCの見たからのめり込みが足りなかった面はあると思う。映画館で観れたらもっとノれたかも。
