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悪女/AKUJOのmakoのレビュー・感想・評価

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)
3.9
《2018#80》

韓国映画です。 
冒頭、スクヒが復讐するためビルに入り数十人を殺していく様が凄かった。カメラ目線がスクヒ目線なので、リアリティがあった。最初は銃撃で弾が切れたら長身の剣を使って相手を倒していく。冒頭から緊迫感が半端なかったです。 

バイオレンスシーンが多数あり血もバンバン出るのでこういうのが苦手な方にはお勧めできません。 

ですがスクヒが国家直属の暗殺者になって、新たに好きになる男性と距離を進めていく過程は穏やかでした。 

スクヒの過去が時折挿入され、過去の出来事や殺し屋として教育される様子、育ての親への愛などが解ってきます。 

物語に難解さはなく分かりやすいですが、アクションシーンは凄いです。冒頭シーンの他にもバイクでのアクション、終盤でのアクションシーンと見応えがありました。 

結婚して幸せになれると思っていた女性。 
だがそれぞれの思惑に翻弄される。 
題名は悪女となっていますが、悪女とは思えなかった。 

この映画に出てくる女優が、日本の女優に似てました。 
スクヒ役の女優で国家組織に囚われた時に整形をされるけど、整形前は波瑠さんに似てて、整形後は若い時の浅野温子に似ていました。 
それとクォン幹部の女優が松下由樹に似てました。 

アクションシーンが好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。 
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