「THE 王道」と行った感じです。
90年代くらいに量産されてそうな感じ…
羽住さんだからな。
思ってたよりは良かったです！
寡黙な兄とチャラい弟、
兄弟が情熱を燃やし、葛藤するアツさ、
昔はよく自転車で競争してたという懐さ、
そして、兄弟の間にある女性への想い、
その2人から波及するやる気のない人たちの成長、
どれもがベタな感じでした。
でも、悪くはありません。
あの頃懐かしい単純明快にアツさをくれるのは直球で清々しい。
マッチョを売りにするのもベタ。
ここ最近の映画にはない感覚。
ただ、特に主人公たちを応援したくならない。
ある女性に対するその兄弟の葛藤も「ご勝手にどうぞ」感あるし、別にレースとそんな関係ねぇ…。
ライバル役も全然深く描かれてなくて、
主人公とライバルが競ってても、
別にどっちでもいいかなってなる。
そして、東出くん演技もう少しなんとかならないかな…真剣佑が上手いので、より比較してしまうよ…。
そして、吉田鋼太郎の役が完全に90年代。
最初の方に出てくるセクハラ発言とかいかにもという感じで悪い意味でベタですね。
まぁ、そういうところも含めてベタな感じがいいのかもしれない。
レースのシーンは面白かった。飛行機の中でも声出しちゃったもん。
なんか、懐かしいっす。
