このレビューはネタバレを含みます
2023/10/07鑑賞。24点。
天使の家系ってコンスタンティンとかに出てきそうだな・・・とは思った。
この作品はあまりにも映像技術が低すぎる。そしてゾンビは出てこない。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
チコリー・クリークという田舎町で3件の殺人が発生する。
1件目の事件の被害者が2件目を起こし、2件目の事件の被害者が今度は3件目を起こすという奇妙な内容。
事件の詳細を掴むためFBIは、この町で育った捜査官・ピアスを派遣する。
警察署にジェビダイア(演. ドルフ・ラングレン)という男が現れ、彼は警察署長とピアスに「一連の事件は悪霊による仕業。俺は悪霊ハンターだ」と伝える。警察署長もピアスも相手にせず、騒ぎ立てるジェビダイアを留置する。
事件の唯一の生き残りと話すことに成功したピアスは、加害者の目が真っ黒だったと聞く。
ジェビダイアが「悪霊に取り憑かれた者の目は黒くなる」と言っていたことを思い出したピアスは、彼の話を信じ始める。
ジェビダイアによると、この事件を引き起こしている悪霊はかつて彼と彼の父親が1度生け捕りにした存在。
この悪霊は、器となる人間に憑依して殺人を犯す。そして憑依された人間が別の人間に殺されれば、今度はその殺した側の人間に乗り移る。
ジェビダイアの父親は毒を飲んだ後、悪霊に憑依された人間を殺害することで事件に幕を閉じた。父親は死に、憑依する相手を失った悪霊はジェビダイアによって1度は封印されたのだが、彼のミスによって再び解放されてしまいこの町で事件が起きていた。
ジェビダイアとピアスが悪霊の器を追う中、悪霊の器はピアスに自分を殺すように嗾ける。
今まで見たことない光景に驚きながらも悪霊の器をゴム弾を撃ち続けてピアスを救う。
かつて天使は人間と交わって人間界に"聖なる家系"を築いたという伝説があり、人類のほんの僅か数％の先祖は天使であるとされていた。
ジェビダイアは、ピアスの背中に翼のような傷跡があることや彼女や彼女の家族の身に起きた過去の事故の存在を知り、ピアスこそが天使の末裔の1人だと仮説を立てる。
悪霊はピアスに殺されることで彼女の肉体を手に入れ、秘められた天使の力を使うことにより大勢の悪霊たちを人間界に召喚しようとしているのだ。
一方ピアスの肉体を手に入れたい悪霊は、邪魔者となるジェビダイアを排除するため町民を次々と殺害して混乱を招く。
自分たちの手に負えないと考えたピアスはFBIに連絡を取るが、町に来た捜査官たちは悪霊の器になった少女に襲われ、やむを得ず射殺。
FBI捜査官、町民と次々と器を変えていき、最後には牧師に憑依する。
悪霊はジェビダイアを殺害しようとするが、それを止めるためにピアスが悪霊の器となった牧師を射殺。引鉄を引く直前に手榴弾のピンを抜いていたピアスは、憑依されたものの自分の肉体ごと爆発させる。
器を失った悪霊をミニボトルの中に閉じ込めたジェビダイアは小型ボートで海に向かい、ミニボトルを投げ捨てる。
だがそのミニボトルを鮫が飲み込んでしまうのだった・・・(つまり悪霊は鮫を器にしたので、人間を襲って殺処分されることで再び人間に憑依しようとする)
