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ブリグズビー・ベアのkuuのレビュー・感想・評価

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)
3.7
『ブリグズビー・ベア』
原題 Brigsby Bear.
映倫区分 PG12.
製作年 2017年。上映時間 97分。

赤ん坊の頃に誘拐され、偽の両親のもとで彼らが制作した教育番組『ブリグズビー・ベア』だけを見て育った25歳の青年が、初めて外界に出たことから巻き起こる騒動を描いたコメディドラマ。
スタッフ・キャストにはテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のチームが集結。
ジェームスの育ての父ちゃんテッドをマーク・ハミル、カウンセラーのエミリーをクレア・デーンズがそれぞれ演じる。

外の世界から隔絶された小さなシェルターで、両親と3人だけで暮らす25歳のジェームス。
子どもの頃から毎週届く教育ビデオ『ブリグズビー・ベア』を見て育った彼は、現在はその世界の研究に没頭する日々を送っていた。そんなある日、シェルターに警察がやって来て、両親は逮捕されてしまう。
これまでジェームスが両親だと思っていた男女は、実は誘拐犯だったのだ。
ジェームスは生まれて初めて外の世界に連れ出され、“本当の家族”と一緒に暮らすことになるが。。。

今作品のような映画はネタバレを避けながら書くのは難しいかなぁ。
とはいえ、映画自体の整合性を保つために、できるだけ多くを語らないようにしなければならないことを理解してください。
カイル・ムーニーは(ケビン・コステロとともに)脚本を書き、テッド(マーク・ハミル)とエイプリル(ジェーン・アダムス)と砂漠で暮らすジェームズ・ポープを演じている。
彼はほとんどの時間を大好きな番組、『ブリグズビー・ベア』を見て過ごす。
この番組は彼の想像力をかき立てる子供向け番組。
番組が突然打ち切られたとき、ジェームズはブリグズビーの物語を完結させることを決意する。
そんな異色作が、チョイ新鮮やった。
映画が進むにつれて、この種のキャラが必要とする楽しい無邪気さをジェームズに与えている。
彼の夢が叶うまでの旅は、ある瞬間は自分の生きている場所を直撃し、次の瞬間には大笑いし、その次の瞬間には彼を応援するような形でうまく描かれています。
今作品には素晴らしい脇役も登場してるけど、彼らについて語りすぎると、この作品の核心に触れることになるしやめときます🙇‍♂️。
今作品を心から楽しむためには、ネタバレを避けて、できる限り冷静に臨むことが大切ですぞ(ですぞって何キャラやねんっ。。。独りツッコミ)。
kuu

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