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ワンダーウーマン 1984のabeeのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
4.3
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます🎍
本年も宜しくお願い致します。

実は昨年末にちゃんと観に行っていた本作を遅ればせながらレビューします。
1作目がもう一回観たくなっちゃって、観てからレビューしたかったんですよね。

素晴らしかった。
1作目を完全に凌駕しましたね。

前作同様アマゾンでのダイアナの幼少期から始まり物語は1984年に飛ぶわけですが、この幼少期の出来事がダイアナをヒーローとして復活させる要因とうまくリンクするんですよねーー。かーーっ!

実のところ、ストーリー自体はなんというかチープでファンタジーが過ぎるのですが、ダイアナとスティーブの立場を上手く逆転させ浦島太郎状態のスティーブに現代のテクノロジーを見せて回るシーンや花火舞う空の空中散歩など観ていて楽しいシーンも実に多い。

1作目を再鑑賞してみて、少しダイアナとスティーブが惹かれ合う描写の掘り下げ方が足りないな、なんて思っていたのですが、その点前作から1984年までの月日をたった1人で生きてきたダイアナと、生きている家族や友人たちが皆死んでしまっていることが明らかな未来に突然蘇ったスティーブは大切なものは互いしかないという共通の意識がありダイアナの決断がとても心に響きます。

前作の戦場の前線を1人駆け抜けるワンダーウーマンがかなり場違いで違和感ありありだった点も、カラフルで華やかな1984年のニューヨークが舞台であることから世界観がぴったり合致していました。

そんな時代背景にヴィランの人間の欲を利用しようとする思考も合致しとても奥深いストーリーです。
そして、ヴィジュアルが薄くとも実にDCらしい人間臭いヴィランだったなと。
今考えても、ベースは凄いチープなんだけどねww

ということで、本年から暫く出張が無しになり、今月はお休みがいっぱい。

これを機に、半ば諦めていた「MCUを中途半端にじゃなく完全制覇」しようと思います。
正直フェーズ1、2はほとんど観てるんですが、時系列に沿わずバラバラに観ちゃってたせいで「アベンジャーズ」が観てて毎回全然楽しめないのですよ。
今年は完全に理解してやりますよ、MCUという世界をね😎
abee

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