群青

小さき勇者たち 〜ガメラ〜の群青のレビュー・感想・評価

2.2
かつてギャオスの魔の手から村を救ったガメラがいた。それから33年後不思議な事件が起こり少年が小さな亀を見つける。

平成3分作とは繋がりのない作品です。当時ガメラの造形を見てこれはないわーと思いました。だって顔がかわいい笑

登場怪獣
ガメラ(トト)
ジーダス

ガメラはトトと名付けられ主人公に可愛がられます。小さい体で浮いている姿はキュートです。大きくなっても目はクリッとしてかわいい。強さはまあガメラ通して言えることだが今作は特別弱い。結構敵に苦戦するレベル。平成シリーズとは違う種類のハラハラさでした。

ジーダスは今回初登場。明確に人を食べるシーンがあってなかなかこわい。昭和シリーズのようなパンチのあるデザインでも、平成シリーズのようなセンスもなく、よくある爬虫類なデザインなのでちょっと期待はずれ。

ストーリーは一言でいうと子供の成長。母を失った子が父と距離を埋めつつ色々なものを乗り越えるものになっております。これだけでもうラストまで想像できる感じですがその想像からはまあ見事に外れない。これはこれで手堅い作りといえば手堅いです。
良いかもしれないけど平成シリーズを子ども時代に観た自分にとってはこのテイストは甘過ぎるかなぁ。パンチ足りないよ!笑
後半の要である感動シーンも説得力を感じずご都合主義だと思ってしまったかなぁ。

ヒロインの夏帆ちゃんは可愛かった。これくらいしか残らなかった…
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