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あみこ
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目次

あみこの作品紹介

あみこのあらすじ

「山登りたくない?」女子高生あみこは、違うクラスのサッカー部アオミくんと電撃的邂逅を果たし、魂の会話を交わした二人は愛だの恋だのつまらない概念を超越した完全運命共同体となる。はずだったが、それ以来アオミくんと会話どころか視線を合わせることもなく、ただ月日だけが流れる。魂の会話から一年が経った頃、アオミくんが家出をしたという噂が教室を駆け抜けた…。

あみこの監督

あみこの出演者

原題
製作年
2017年
製作国
日本
上映時間
66分

『あみこ』に投稿された感想・評価

ぴあフィルムフェスティバルin京都2023にて鑑賞。劇場公開時に観てなかったので、良い機会。脚本や構成は粗削りながら、暴力的なほど「監督の感情」が込められたシーンの連続で、ラストまで物語を牽引する。山中瑶子という監督を意識せざるをえないパワーがそこにある感じ。
近年、大学などの撮影環境の充実やコロナ関連補助金で、新人監督の作品が増えたが、どうも「作品を作る」という手段に酔った作品が散見されて食傷気味だったのですが、この作品は、厳選されたシーンの連続で、無駄なシーンが感じられないのは、さすが。だからこそ、ベルリン国際映画祭等海外の映画祭で評価されるのも、納得。今後も要チェックの新鋭監督である。

ぴあフィルムフェスティバルin京都2023
https://pff.jp/45th/kyoto/
2023年10月17日@京都文化博物館フィルムシアター
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5
俺が「買い物袋から飛び出ているネギ」に文字通り突出した興味・関心を惹かれ、それをもはやフェティシズムと呼んでも良い領域にまで磨き上げているのは、そこに自分が一生辿り着けないであろう大衆文化の輝きを見るからである。家族で鍋を囲み、新作の抹茶スイーツに舌鼓を打ち、鳴き声ばかりがうるさい小型犬を可愛がり、時々は家族旅行に出掛け記念写真を撮る、そんな絵に描いたような幸福な瞬間は、おそらくこの先の人生には訪れない。そんな物を下らないとして蔑んでいた時期もあった、だがそれが単なる負け惜しみである事に気づくのに、そう時間はかからなかった。男女問わず、ブスがこの世知辛い世の中を生き抜いていくには、自分より明らかに上のステータスを持ってこの世に生を受けた面々を引きずり下ろすか、自分と同じくブスとして生を受けた面々を「タダのブス」と更にこき下ろすかして、自分を「特別なブス」の領域にまで押し上げて行くしかない訳だが、所詮ブスはブスなのである、可愛い(カッコいい)は、残念ながら作れない、なんせそれは生まれ持っての才能だから。そんな事にあみこが気づくのはそう遠くない未来であろうが、あみこにはあみこで在り続ける為に、これからもLOVEでも無くHATEでも無くクソダサいPUREの拳を握り続け、オレンジでも無くグレープフルーツでも無く酸っぱくそしてほろ苦いレモンを齧り続け、埼玉でも無いが渋谷や原宿でも無い池袋を彷徨って欲しいと思う。ブスだって良いじゃない、人間だもの。でもねあみこ、レディオヘッドはどちらかと言うと、大衆文化だと思うよ。立て、立つんだあみこ、ブスの生命力は、そんなもんじゃないだろ、ブスの生き様を、いやらしさでは無く嫌らしさってのを見せつけてやろうじゃないか(どこからか一緒にするなとの声が聞こえる…)。あみこの目つきは伊達じゃない、人類に絶望しようとも、急ぎ過ぎる必要は無いぜあみこよ。
8bit

8bitの感想・評価

3.8
新進気鋭という言葉がぴったり。
監督は独学で映画を学んだそうで、普通の映画の様式や文法とはやはり異質なものがあり、図らずもどこかヌーヴェルヴァーグのような雰囲気すら感じさせる。
感情の表現だとか、独特なシーンの切り取り方だとか、アルバムジャケットみたいな構図だとか。いちいち面白いし。
何より「あみこ」から目が離せない。
あのイタさ、シニカルさ、純粋さ。
ずっと見ていたくなるもん。

「あんな女、大衆文化じゃん!」という叫びがすべてを表しているような気がする。

監督が長野市出身ということで、舞台も長野市。
毎日のように見ている長野駅前の交差点がスクリーンを通して見ると、あんなにも映画映えする事に驚き。

ポレポレ東中野で一日一回きりの上映しかも21:00スタートというなかなか厳しい時間帯だったけど、観に行って良かった。
近くの席に松本花奈さんがいてドキドキしました。

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