ホイットモア大統領

殺人者の記憶法のホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)
4.1
ラスト20分前
「あ、終わった。3.4点ぐらいかな。」
という感じで心をリセットした。

しかし!その後の怒涛の展開!!

親父いけぇぇぇぇーーー!!!!!

徹底的に首を狙うその執拗さが、韓国映画特有の粘質感を表しているが、逆に韓国映画でなければあの “壮絶さ” は生まれなかっただろう。

主人公がアルツハイマー、相手は警官という危機的状況も、サスペンス映画としてこれ以上ない設定だった。
しかし、韓国映画はどこまで自国の警察を貶めれば気がすむのだろうか笑

そんな中、ビョンスと署長の何気ない会話が作品に “隙” を作ると同時に、キャラクターも深掘りしており、この辺のバランスが流石だなと感心してしまった。