たけちゃん

レディー・ガガ:Five Foot Twoのたけちゃんのレビュー・感想・評価

3.5
曲を書くには心の傷に触れないと……


クリス・モーカーベル監督 2017年製作
主演レディー・ガガ


あっという間にお正月休みも終わりましたね。
何を寝ぼけたことを言ってんだ!
こちとら、とっくに仕事中よ(〃`・н・´〃)プンスカ
という声も聞こえてきそうですが……。
この時期が1番休みを取りやすい職種なもんで、今日は有休を取って、札幌にIMAX遠征しに来ました\(^o^)/
映画の鑑賞代よりも交通費の方が高いというね……(‐ω‐;)。家族に呆れられました……。
だってだって、ずっと家族サービスだったし、今日はみんな仕事で、1人だけフリーだったし……。←ダダッコカヨ


はい、ということで札幌に来ました。
今日は1人なので、JR遠征\(^o^)/ワーイ
楽チンで楽し~∑d(≧▽≦*)
まずは「アリー/スター誕生」です。
映画はもう一歩だったんですが、IMAXで観ると、評価変わるかも……という願いも込めて( ˘ ˘ )ウンウン

結果は……



素晴らしい\(^o^)/
やっぱりIMAX凄いなぁ!
音が本当に良くて、普段聴いているサントラ盤よりもグッときた( ˘ ˘ )ウンウン
参りました∑d(≧▽≦*)
前回観た時よりも感動しましたね。
まぁ、ラストシーンが惜しいというのは同じですが、スコア修正しました(^-^)




さて、このドキュメンタリーの話もしないと叱られます←ナンノレビューダ、トネ

これはレディー・ガガがアルバム「Joanne」製作の頃に密着したドキュメンタリーです。時期で言うと2016年ですね。
なので、「Joanne」はもちろん、「アリー/スター誕生」への出演が決まった話なども出てきて興味深いですよ。

「アリー/スター誕生」のような可愛らしい感じではなく、「もう、男には振り回されないわ!」という自立した強い女性の姿がありました。ガガの素の姿が観られるのは、ファンとしては良いのでは?

あと、体の痛みで泣く場面があるんですが、それって「アリー/スター誕生」のジャックの苦しみのようで……。その後のファンの前での姿が違いすぎて、スターの辛さと強さを見た気がします( ˘ ˘ )ウンウン


また、仕事で成功する度に自分の恋愛が失敗すると泣く姿に共感する方は多いのでは?
このあたりは、やはり同性の方が来るかもね。
ただし、個人的には、ガガの私生活への密着なので、ライブシーンも少なく、僕には物足りなかった。本当にガガファンのための映画。だから、1度観れば十分で、スコアは3.5です。



さて、音ネタ💩ウンチクンもいたしましょう!
映画の流れに合わせてネタバレレビュー。
今回はガガ様の「Joanne」を用意してね!


「Million Reasons」の製作過程、生ピアノに向かって作曲している姿が、僕のガガ・イメージと違って驚きましたね。そして、アイデアを出しながら次第に仕上がる過程は、あぁ、この人も本物のアーティストだなぁと感心しました( ˘ ˘ )ウンウン

「Joanne」ってアルバムは、最初あまり好きではなくて、地味だなぁと思っちゃいましたが、聴き込むとすごく良いアルバムだったんです。飽きないスルメのようなアルバムです。先入観持ったらダメよね。


民主党の全国大会のライブで歌った曲は「You and I」。これは「Born This Way」収録のナンバーです。歌のうまさが際立つアルバムの後半をぐっと盛り上げた曲でしたね。テイラー・スイフトとかもそうですが、アメリカのアーティストは自分の政治信条をしっかりと公にするよね。


そして、ノリノリのレコーディング風景で流れるのは「A-YO」。「Joanne」2曲目のアップチューンです!
この曲、好きですね~。
昔のガガをお求めならこれです( ˘ ˘ )ウンウン


その後、車をぶつけるエピソード(笑)に続いてのレコーディングが「Hey Girl」。フローレンス・ウェルチとのデュエットナンバーです。これもいい曲ですね( ˘ ˘ )ウンウン


このアルバムのキーとなる曲「Joanne」のレコーディングシーン。ガガの父の妹であり、若くして亡くなった叔母を歌った曲。そして、ガガは父からこのジョアンの名を授かったそうです。
この曲を父親と祖母に聴かせるシーンは今作の1番の場面でした。これを観るだけで今作は価値があります( ˘ ˘ )ウンウン


レインボーホールでのライブでは、大ヒット曲「Bad Romance」を生ピアノの弾き語りで歌います。あの奇抜でアゲアゲなガガの姿はどこにもありませんよ。


第1弾シングルとなる「Perfect Illusion」のPV撮影の場面では、ガガの曲に対するマスコミやファンの声も赤裸々に描かれていて、驚きました。
このあたりは潔くて、素晴らしいと思いましたよ。


アルバムの音源が流出するというアクシデントの中、やっと発売に至った「Joanne」。発売イベントで歌うのが「Angel Down」です。ファン歓喜!


スーパーボウルのリハーサルシーンは問答無用の「Born This Way」。ガガのプロとしてのこだわりが見られる場面で、やっぱりこのくらいの厳しさがないとトップにはならないんだよなぁと思い知らされる( ˘ ˘ )ウンウン
ちなみに、このスーパーボウルのライブはYouTubeで観られますよ( •̀ω•́ )و✧コレガスゴイノ
ポップアイコンを演じ切っています!


エンドロールで流れているのは、「Joanne」のオープニングトラック「Diamond Heart」です。


これらを観ていると、やっぱりガガのライブも観たいなぁと思いました。いつか実現するといいな!
ということで、ネトフリオリジナルの今作は、誰もが観られるわけではないですが、ガガファンと自立した女性のみなさんに、ぜひ、おすすめの作品でした!これを観て「アリー」を観ると、また違う見え方がしてくるかもね(^-^)