【一言で言うと】
「誠実への“回答”」
[あらすじ]
頭のいいリンは、進学校に特待生として転入する。彼女はテストのときにある方法で友人を救ったことが評判になり、さらに指の動きを暗号化する「ピアノレッスン」方式を編み出して、多くの生徒を高得点に導く。彼女は、アメリカの大学に留学するための大学統一入試「STIC」に挑もうとしていた...。
“脳から汗が出る”って、このことを言うんだな...
いやいや面白すぎだろ!!
ていうかこれなんで観に行かなかったというと、劇場がゴッツ遠い場所しかやってなかったんです😣
なんでこんな良い映画に限って上映館数が少ないんだ!!(# ゚Д゚)
解せぬ!解せぬぞ〜!!!!٩(๑òωó๑)۶
とまぁ愚痴はこれくらいにして...
とにかくカンニングに対する緊迫感、それにテンポの良いストーリー展開が凄く観やすくて良かったです。
ちなみにタイ映画ってトニー・ジャーの『トムヤムクン!!』くらいしか観たことありません😅
それでも“タイ映画だから”っていう抵抗はあんまり感じず、むしろ“タイ映画らしくない”映画だったかと思います。
むしろ海外で充分に勝負できる映画だと思いますよコレ🥴...
まさに高校生版オーシャンズ11と言われるだけありますね!!(*≧∀≦*)
普段“〇〇版〇〇”ってあんまり作品と合ってなさそうな気がしますが、今作に至ってはまさにピッタリでした!
それにカンニングしてる最中のハラハラ具合がもうホラー以上(~_~;)
心臓もバクバクしますし冷や汗もダッラダラ掻きますしもう...観ててしんどい(^◇^;)
特にラスト30分のSTIC試験でのカンニングがもう冷や汗の連続で一体どう話が転ぶのか気が気で仕方がなかったです。
上手くいくと思ったら絶体絶命になったりと...ヤバい。思い出すだけでもゾクゾクする🥶
それからタイの社会情勢を取り入れた所がこれまた意外でした😮
...にしてもタイにもまだ富裕層と貧困層の差別はあるんですね🤔
学歴は金で買うって...日本でいう所の“裏口入学”や“替え玉受験”といったところですね。
まさに“金は物を言う”とはこの事です😓
とにかく何につけても努力したもん勝ち!
今ズルした所で後々絶対しんどくなるから!
お前らカンニングする暇あったらちゃんと勉強しろ!!
.......と言いたいんですが、あの国だからこそやらざるを得ないというのが悲しき運命。
そう考えると日本はまだ幸せな国ですよ😩
巨額の金が動く一世一代のカンニングプロジェクト。
頭脳はあるけど金は無い。
金はあるけど頭脳は無い。
そんな奴らが仕掛けたこの計画。
テストでの正解者は多かれど、
人生での正解者はごく僅か。
“不正”という名の私服を肥やした奴らが社会で出世街道の花道を歩く。
そんな奴らには、私はならない。
私は、正しき答えをマークするのみだ。
カンニングするならすれば良い。
私の答えは、全てにおいて満点だから。