三郎丸

ジョン・ウィック:パラベラムの三郎丸のレビュー・感想・評価

3.3
【何とかして続けたい感じが透けて見える…】

前作、世界中の殺し屋たちに追われる身となった凄腕殺し屋のジョンウィックが自身の生き残りをかけて冒頭から壮絶な戦いを繰り広げるという…
まあ、それだけの作品。

本作品は相変わらず、
【接近戦での格闘アクション】
ウリで、そのバリエーションとアイデアが増えた印象。
アクション好きにはたまらないのかなと思います。
アクションがかなり洗練されていることから、この手のジャンルとしてある種の到達点に達した作品になったと言っても過言ではないかな?と思いながら鑑賞しておりました。

魅せ場をきちんと構成したアクション設計は素晴らしい。

クライマックスにブルース・リーを意識した部分もあり、いまだに
【クンフー=ブルース・リー】
であることに痺れました!

主人公キアヌのアクションはもちろん、ゲスト扱いのハルベリーの流麗な動きも素晴らしく
【何度でも美味しい!】
と感じる方々もいると思います。

設定は違えどローレンスフィッシュバーンとキアヌで
やはり
【マトリックス感】
はでちゃいますし、何度も似たようなジャンルの共演は避けたほうが良いのかな?と感じました。
個人的にはキアヌが馬乗ったぐらいがこの作品でアガッたピーク。

しかし、キアヌリーブスは何かと闘う作品しか出なくなっちゃったな…
三郎丸

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