ヤクザの抗争の話とかあんまり興味ないしな…とずっとスルーしてましたが、スコアも高いしちょっと見てみたらおもしろい！
ドンソクさんはヤクザの親分ではなくて刑事やったのですね笑
それに、こないだ見た「マルモイ」では朝鮮語学会の会長で、命がけで朝鮮語の辞書を作るために言葉あつめに奔走するクールなインテリを演じてたユンゲサンが朝鮮族の凶悪なヤクザで出てきて、うわっ♡となりました。
めっちゃイイ！
朝鮮族ってどんな悪い奴らやねんって思いますよね。
この前見た「悪の偶像」も「哀しき獣」も、犯罪や暴力に塗れた外道ばっかり。
今回もまあ酷いもんですよね。
これ、善良な朝鮮族の人なら風評被害を訴えても良いレベルですよ。
でも、血の通った人間とは思えないような手斧でギッタギタに容赦なく切りつける凶悪な人間として描かれているのに、今作のユンゲサン演じるチャンチェンも、哀しき獣のミョン社長もなんか最高なんですよね！
あと、相変わらず韓国警察もヤクザと紙一重で悪いです笑
韓国警察の悪さは、それはもういろんな作品で描かれていますけど、拷問とか普通だし、やってることめちゃくちゃなんですけど、とにかくマブリーの愛らしさで全て許されますよね。
ドンソクが首尾一貫素手で戦うのがすごくて、冒頭からキョーレツな張り手で心を鷲掴みにしてくれます。
そして、朝鮮族＋手斧＝最高♪ という法則がここでも証明されてました。
実際にあったヤクザの大量検挙をモチーフにしてるらしく、韓国ヤクザvs朝鮮族ヤクザvs韓国警察の三つ巴の肉弾戦を見てたら、韓国どんなけヤバイねん！って思いますよね。
でも、ヤクザに「兄貴」って慕われてるマブリー、銭湯で茹で卵を頬ばるマブリー、自分の肘も見えないマブリーがお茶目すぎて、愛らしさが爆走してるので、楽しく見れます。
また、マブリーやユンゲサンが素晴らしいのは言うまでもありませんが、彼らの他にもええ顔俳優の宝庫でもあり、「協力班」の班長でマブリーの上司のチェグィファとか、狂犬のようなチンソンギュとかものすごい存在感です。
チンソンギュは「エクストリームジョブ」で秘伝のタレを開発してチキンの売り上げに大きく貢献した時もインパクトありましたから、これからいろんな作品で見れるかもですね。
マブリーの肉厚感と瑛太っぽいユンゲサンを満喫できました。
チョジヌンのサプライズもあってお得感もありますよ。
49
