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ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団の群青のレビュー・感想・評価

ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団(1974年製作の映画)
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円谷プロの偉い人とタイのプロダクションの偉い人が仲よかったため作られた作品です。ウルトラマンの作品の中で超問題作とされています笑
何が問題作かというと軽い感じで契約したら権利面に問題になり裁判にまで発展したという。なので日本では裁判後DVDとかは発売されず。タイでは普通にあるらしい。これを小さい時友達んの家でVHSで観たんだよなぁ。めちゃくちゃ懐かしい。その時は何も思わなかったがこれ、作品自体も超!問題作なんです!笑

登場ヒーロー
ウルトラマン
ウルトラセブン
ウルトラマンエース
帰ってきたウルトラマン
ウルトラマンタロウ
ゾフィー
ハヌマーン(⁉︎)
そしてウルトラの母

登場怪獣
ゴモラ
タイラント
ダストパン
ドロボン
アストロモンス

なんか変なのいたよね笑 ヒーロー側に笑 このハヌマーンこそタイにおけるウルトラマン。ヒーローなのだ!

-あらすじ-
仏像強盗の現場に居合わせたコチャン少年は強盗を非難するが結果殺されてしまう。それを見ていたウルトラの母によって彼はハヌマーンに生まれ変わる!

ハヌマーンはヒーローだが仏教を汚す奴を極めて嫌います。タイは仏教をとても敬う地域のためですね。んで劇中に出てくる仏像強盗を成敗するのだがその時のセリフがやばすぎる笑

「生かしてはおけん!」

「お前たちを殺してやる!」

「ほーら逃げろ逃げろー!」

「仏様を大切にしろ! 大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」

やばい笑
これを言いながら逃げ惑う仏像強盗を遊びながらオーバーキルします笑
ちなみにハヌマーンの変身シーンにはウルトラセブンのテーマが使われます。かっこいいテーマ涙目。

さらに劇中のタイはあまりにも日差しが強く水が枯渇している状況。そこでハヌマーンは太陽に直接出向き、太陽の神に直談判して太陽に後ろに下がってもらうという、という展開もある。
字面でもやばいのに太陽の神はハヌマーンに遠ざかってくれ!と言われ、

そういえばそうだ、と返す。

そんなボケで地球が干上がったらかなわんぞ!!笑
そしてなんやかんやあって怪獣が現れ、序盤こそハヌマーンは劣勢を強いられるがウルトラ6兄弟が現れてからは形勢逆転。アイスラッガーで首がぶっ飛ぶのは日本でもあったけど、今作では二人がかりで怪獣の皮をわざわざ剝ぎ骨だけにしてしまったりとか、一匹になったら全員でリンチ。
散々痛めつけた後に、とどめとしてハヌマーンの必殺技でまっぷたつにされる。ゴモラがかわいそすぎる…


そんなこんなの作品。もしお近くのレンタルショップにVHSがあればそのヒーローらしからぬヒーローを堪能して頂きたい笑
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