まず最初に番組を見せておいて、次に撮影までの過程を見せていく手法。
ロケハン頑張ったんじゃないかと思います。あの廃屋(建物)の雰囲気とか。
突然、ゾンビ番組のディレクターに抜擢された日暮隆之。とにかく選抜されたキャストが揃いも揃って一癖ある人達ばかりで、大変そう。
いざ撮影当日、監督とメイク係役は事故で参加できなくなった。で、日暮と妻が急遽出演する羽目に。そして撮影が始まるけれど、これまた色々あるわけで…何度も訪れる危機をもろともしない頑張りがおかしい。
もう最後は祈る気持ちで「がんばれみんな!」と笑いながら観ちゃうよ(笑)本当にお疲れ様でしたって労いたくなりましたね。
低予算の中で練りに練られた脚本と個性だらけのキャスティングがすべてにおいてプラスに働いた作品だったと思います。ドラマや映画を作る大変さを面白おかしく見せてくれて、前半はどうなるかと思ったけれど、家族愛なども盛り込んでいて秀作だとおもいました。
1つの作品なんだけど、3度の楽しみを味わえました。