このレビューはネタバレを含みます
鋤田正義のドキュメンタリー。人を撮らせると抜群、スタイリッシュでポップ、カッコいいけど思想性やなんかはまるでないという印象の人。
色んな著名人のインタビューがこれでもかと羅列されるだけで、鋤田の人物像は一切掘り下げられず。インタビュイーにはこの人要るの?とかなり疑問を感じるような人も出てきて、退屈でした。
劇中、鋤田がバシバシ手持ちのカメラで写真を撮っていましたが、その写真が見せられることもほぼなく、なんでそんなカットあるのか謎でした。今までの作品は確かに素晴らしいんですが、若干映されたその風景写真は、やっぱり微妙…。
結局、鋤田の人脈すごくない?という、馬鹿にしてるような主題しか見えてこない内容で、2時間はいくら何でも長すぎた映画でした。