被害者遺族と加害者家族
どちらにも傷がある。

多感な思春期に交通事故で変わってしまった2つの家庭の少女達。

出会いはお互いにお互いを知らない。
「なにか傷がある」
そこから気持ちを通わせるように見えるけれど…

簡単には許せない
でもどうしようもない。

被害者側のお父さんのセリフが沁みた。
相手を心遣う言葉に相手を傷つける
立場が違えばこんなものだろう。

少女と大人
消化出来ているものが違う。

不安定な心の表現
凄い悲鳴だがちょっとうるさすぎて私は苦手なシーンがあった。

ヒロインの滑舌がボソボソとして前半はわかりにくいのが残念。

• #ショートフィルム
• #日本

プライム・ビデオ鑑賞
事故をテーマとした苦しいショートムービー。
交通事故の加害者の娘と被害者の娘が、偶然にも出会ってしまう。
何も知らない二人はそのまま心を通じ合うが、ふと真実を知り苦悩する少女の物語。
痛くて切なくて、気持ちをぶつけ合って、でも最後には二人ともちゃんと向き合うことができたように見えました。

2023年380本目
加害者と被害者の家族のお話
どちらにも傷があり、なんとも言い難い作品でした。
ラスト橋の上のシーンが好き。


【出演】
出演者：秋月三佳・ヒガリノほか

【スタッフ】
監督・脚本：神村友征

【映画祭】
・kisssh-Kissssssh映画祭2014入選
・第18回うえだ城下町映画祭選定上映作品
・第1回あわら湯けむり映画祭ノミネート上映