親にモデルにされた実在のクリストファー・ロビンがそのことで大変傷つき苦悩していたということは知っていたのでそのことについて描く映画なのかと思ったら違った。
そのことを作り手は全スルーではなくて知っててやってんだよ。匂わせ程度には学校でのいじめ描写とかあったから。でもそのいじめの理由は『くまのプーさん』であることは語られない。あのクリストファー・ロビンお前かよ、とからかわれていじめられたという所まで踏み込まない。踏み込まないでその物語に合わせて実在の人物を消費し傷つけた自分たちの罪は透明化・矮小化して何となく良い話にまとめることでごまかせたと思っている。
その性根気に食わねえ。とことん気に食わねえ。クリストファー・ロビンは何度も傷つけられレイプされ殺される。死してなお傷つけられレイプされ殺されている。
こんな映画は作ってはならないし存在してもならない。今すぐこの世界から消してしまえ、それがクリストファー・ロビンへのせめてもの誠意だ。
私がディズニー大嫌いなのはそんな誠意を欠片ほども持ち合わせず対極のことばかりするからです。
Disney+、JCOMのキャンペーンで半年無料っていうから使ってたけど11月中に後観といた方がいいものあるかな？ウェス・アンダーソンがここでしか観れない作品多かったからそれだけはノルマとしてこなしてみたけど解約する前に観とかないと後悔するもの他にあるかな？あ、『シェイプ・オブ・ウォーター』は観る。
『全裸監督』や『新聞記者』製作中のモデルへの配慮や敬意のなさが受け入れ難くてNetflix解約して、カタールの労働環境を鑑みて今回のW杯どうしようかなと悩んでいる昨今、心置きなくDisney +卒業するために見落としないか今一度作品チェックしてみます。(アスカノのドラマ版はご飯食べながらちょくちょく見てます)
