エミさん

リトル・モンスターズのエミさんのレビュー・感想・評価

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)
3.3
未体験ゾーン2020上映にて。
2019年英国米国製作のゾンビ映画。
エイブ・フォーサイズ監督・脚本担当。
この気持ち。なんとも言えない久々な感じ…。
大好きな『ショーン オブ〜』以来の、ハートフルなエンディングでじわんときてしまった。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*
危機感はゼロ。
『ゾンビフルコメディー』と謳う通り、ユルくて楽しかった〜。

舞台はオーストラリアのとある街。恋人と別れて姉の家に転がり込んだ主人公のデヴィッド(アレクサンダー・イングランド)は、甥っ子の幼稚園の先生キャロライン(ルピタ・ニョンゴ)に一目ぼれ。下心見え見えで甥っ子の遠足に同行をすることに成功。そして付いていった動物園で何故かZの大群に遭遇してしまうのであった〜。
ψ(`∇´)ψ ヒャッ ヒャッ

まずは園児達を乗せた送迎バスが動物園に入る時に映る米陸軍駐屯地!何故!?現実なら動物園の横になんか駐屯地は作りません。もしくは駐屯地の周囲は建設禁止です。立地だけでもう既に怪しい気配がプンプンです。

ハイテクな今どきに、敢えて100人くらいは居そうな規模のゾンビキャスト!マニアとしては「やったーっ」て手放しで喜んでしまう。旧式ゾンビなので動きが単純で遅い為、撮影エリアはワンシチュエーションで済むだろうけど、ゾンビの待ち時間は長そうだね…(笑)。

感染元は駐屯地内で強靭な兵士を作りたくて研究をしていたっていうネタバレなんだけど、旧式ゾンビを相手にルピタ・ニョンゴの見せ場があったり、SWマニアの甥っ子がダースベイダーに変身してフォースで戦ったりと、中々、エンタメ性も高い。サバイバルとしてはちっともためにはならないけど、もうダメだ〜って時でも1%の可能性を信じて頑張れという励みにはなるなぁ…(苦笑)。
これは観てよかった〜と思えましたよ。